収入を上げるために副業をやってみたいけど、何をしていいかわからない。3年前の俺がまさにこれだった。
個人の実体験で話してしまうけど、副業で月1~5万円くらい稼ぐことは誰でもできると考えている。
副業で稼ぐには1年、2年、3年と地道にコツコツ継続する必要があるけど、そもそも副業を始める前によく考えてほしい。
そもそも副業を始めようとしている理由は、毎月の手残り金額を増やすことではないだろうか。そうであれば、副業をするよりも先にまず「節約」をやったほうがいい。むしろ節約以外しなくて良いまである。
節約ほど簡単に、且つ、確実に手残り金額を増やす方法は他にない。
今回は、節約こそが最強の副業である4つの理由を紹介する。
節約こそが最強の副業!まずは支出を下げるべき理由
節約こそが最強の副業である理由は下記の4つ。
- 誰でもできる
- 確実に効果が出る
- 即効性がある
- 半永久的に効果が続く
誰でもできる
節約の最大の魅力。
それは知識さえあれば誰でもできることだ。
副業では特殊なスキルこそ必要ないにしても、独自の個性はほぼ必ず必要になる。
しかし、節約にはなにも必要ない。知っているか知らないか。やるかやらないか。ただそれだけだ。
節約とは知識に他ならない。世の中に溢れている節約ブログの記事でも読めば、十分すぎるほどの効果が得られる。
確実に効果が出る
副業として自分のビジネスを始めたからといって確実に結果が出るとは限らない。むしろ失敗することのほうが普通です。
実際に俺が副業で月1万円稼げるようになったのは1年を過ぎてからだった。
そうやって失敗を繰り返して、経験値を貯めて、勝率を上げていくことで自分のレベルが上がり、副業の成功確率が上がっていくんだと思う。しかし節約は違う。
節約はやればやっただけ確実に結果が出る。
確実に効果が出る例
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家賃の安い部屋を引っ越して、固定費を下げた
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自動車を手放して、自動車税を払わなくてよくなった
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スマホ通信を格安SIMに変えて、通信費が安くなった
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ポイントを上手に貯めて、有効活用した
節約を自分の生活に組み込むことで、確実に月数万円は手残り金額を増やすことができる。
副業には確実性はないが、節約は確実に効果が出る。これをやらない理由があるだろうか。いやない(反語)。
即効性がある
しかも、節約には即効性もある。
どれくらい早いかというと、節約をしたその日から効果が出る。
いままで生活費が月20万円かかっていたとして、それが翌月には15万円にできた。そんなことも普通に可能。
しかし、副業ではそう簡単にはいかない。半年や1年という期間、地道に副業を続けてやっと稼げるかどうか。すぐに効果が出ないことを続けることはマジで大変。
その点、節約は翌日には手残り金額が増えるので明確にに生活が豊かになります。結果が出るから、モチベーションも上がり、継続がしやすい。節約こそ最強。いつやるの?今でしょ。
半永久的に効果が続く
個人的に節約のもっともすぐれている点こそが、効果が半永久的に続くことだ。
例えばだけど、家賃を7万円→5万円の物件に引っ越したとして、翌月には月2万円の手残り金額が増える。しかもこれは、家賃5万円の物件に住み続ける限り、半永久的に効果は継続する。
一方、副業ではもし月10万円稼げたからといって、翌月も同じように月10万円稼げるとは限らない。
もちろん、翌月には月20万円になっているかもしれない副業もあるかもしれないが、0円になっているかもしれないのもまた事業です。
つまるところ、副業で稼ぐには走り続けないといけない。サボれば死ぬ。それが副業だ。
節約は一旦やってしまえば、維持することは簡単。これをやらない手があるだろうか。いやない(反語)。
一人暮らしで月10万円以上ならまずは節約から始める
具体例を挙げると、一人暮らしであれば月10~15万円以上の生活費なら間違いなく節約で効果を実感することができるはずだ。
なぜならば、節約は、誰にでもできて、確実に結果が出て、即効性もあり、半永久的に効果が続くから。
実際の俺の2024年の生活費を下記する。
俺の生活費
家賃 :60,000円
水道光熱費: 6,000円
通信費 : 3,000円
食費 :25,000円
交際費 : 5,000円
交通費 : 5,000円
日用品費 : 5,000円
合計 :109,000円
俺は都内在住の営業職ということで、家賃と食費はちょっと高め。
家賃と食費(外食)を改善すれば、現実的に月8~10万円でも普通に暮らすことができる。
もしも、いまアナタが月20万円で生活していた場合、月10万円まで生活費を下げれば、毎月の手残り金額は10万円増えることになる。
年間換算で120万円。副業で年間120万円稼ごうとすると相当大変だ。センスのある人でも半年以上はかかるだろう。
だから、もし一人暮らしで月10万円以上かかっている人で副業をやりたい人は、まず「節約」という最強の副業から始めることをオススメする。
生活満足度を下げずに節約する方法
「節約ばかりして生活の満足度は落としたくない」と思う人もいるだろう。しかし、俺はその幻想をぶち壊したい。
月10万円以内で生活したからといって、十分すぎるほどに文化的で、豊かな生活をおくることができると俺は断言できる。
実際、私は「月約10万円で一人暮らし」をしているけど、生活の満足度はかなり高いと思う。
小さくて些細なことに喜びを見い出し、消費ではなく創作することで面白さを感じ、健康に気を使って理想の体型を維持するように生活しているつもりだ。
なにも考えずに流されるようにお金を使っていたら、これらの実現は難しいと思う。
使うお金をある程度制限して生活することで、幸福をより濃く感じられるようになった。気が狂った旅人みたいなことを言ってしまったけど、俺は今マジで生活満足度が高い。
「節約は我慢だ」という先入観は捨てて、少ないお金で生活するために節約から始めてみてほしい。
「幸せとお金はイコールではない」ということを、きっと実経験として知ることができると思う。全ての道は幸せにつながっているんじゃないかなぁ。すずを。
とりあえず節約の基盤は作っておけ
まずは節約の基盤を作り、支出を下げることに全力を注いでほしい。
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たぶん将来的には副業が当たり前の社会になっていくだろう。
「副業で稼ぐことこそが正義」というのは、正解であり、間違いでもある。
日本政府が副業を推奨している背景には時代変化の影響が大きい。「時代の変化により仕事が急になくなったり、お金が足りなくなったりするかもしれないから、自衛してね☆」というのが日本政府が副業を推奨している理由だ。
とどのつまり、生活が急に破綻しない状況を作ることが大切ということ。
毎月の生活費が10万円と仮定して、もしも急にリストラされても、貯金が120万円あれば、1年間はとりあえずは無職でも生きていける。一方で、生活費が2倍かかっていたら、半年しか生きていけない。
生活を成り立たせるために月10万円稼ぐことと、月20万円稼ぐことでは、ハードルの高さが全く別次元だ。
まずは月10万円で暮らせるように生活の基盤を整えて、お金をしっかり貯める。副業はそれからでも全然遅くない。