メルカリを使ったことのない人はこんなイメージを持っているのではないだろうか?
・メルカリは怖い
・メルカリは危ない
こんなイメージを払拭したい。
この記事ではメルカリで悪質な商品を購入しないコツを紹介する。
メルカリの知名度は圧倒的
フリマサイトとして圧倒的なシェアを誇るメルカリは、すでに日本人なら誰でも知っているフリマアプリの代名詞になりつつある。
メルカリで買った
これは使わなくなったからメルカリ行きだな
これだけの言葉で、あっこいつフリマサイトを使ってるなと誰でも分かってしまうくらいの知名度を発揮しているのがメルカリだ。
これだけ巨大なコンテンツとなったフリマサイトの利点は誰でも簡単に商品を出品・購入できることなんだ。
だけど出品されている商品の中には詐欺まがいな物もあって、「メルカリ 詐欺」で検索するとかなり多くの事例がヒットする。
メルカリは私達の使い方次第でプラスにもマイナスにもなるから、使う側のネットリテラシーが試されていると言っていい。
利用者が多いから、悪人もたぶん多い
フリマサイトの中でもメルカリの利用者は圧倒的に多い。
ヤフオクやラクマに比べると出品されている商品も多くて、メルカリに出品したことがある人なら分かると思うけど販売価格が相場より安いとマジで爆速で売れる。
商品がすぐ売れるっていうことはそれだけその商品を見ている利用者が多いという根拠に他ならない。
そして利用者が多いということはちょっぴり頭のネジが飛んでいる人の数も多い。
だからトラブルは絶えないし、その中には故意的にトラブルを起こしている悪い人だって一定数存在する。
利用者の分母が多い分、その利用者を食い物にしようとする悪人も増えるはずだから私達利用者は真偽を判断する目を手に入れる必要がある。
ここからは本題でメルカリで悪質な商品を購入しないコツを紹介する。
危ない商品はどこかが変
ワンクリック詐欺のページや怪しいダイレクトメールを一度は見たことがあると思う。
その中に書いてある文章に違和感を持った人は多いはずで、詐欺まがいな商品はもれなくどこかおかしい。
商品説明が変だったり、実物の写真が掲載されていなかったり、実在しない会社名だったりと見る人が見ればおかしいとひと目で分かる内容が多い。
「こいつはたぶんヤバい」と直感で思ったらたぶんそれは正しい。
商品紹介の日本語がおかしい
メルカリで出品されている商品には出品者がその商品の状態やスペックを記入する説明欄があるんだけど、危ない商品は日本語の使い方がおかしい物が多い。
句読点がおかしかったり、接続詞がおかしかったり、酷いものでは出品されている物と全く関係ない紹介文が書いてあることすらある。
ワンクリック詐欺のサイトや、怪しいダイレクトメールの文章が日本語がおかしいのは、それを書いている人がどこかが変だからだ。
日本語の表現の仕方はその人の内面を表していて、稚拙な文を書く人はクレーマー気質な人が多くて、逆にしっかりとしている文章の人は内面もしっかりとしていることが多い。あくまでも私の印象だから確実とは言えないけど、これまでの経験上大体合っているはず。
文章がおかしい人からは絶対に商品を購入してはいけない。
販売価格がおかしい
フリマサイトを利用する人の殆どの目的は少しでも安く欲しい商品を手に入れること。
欲しい商品を検索にかけて一番最初に目につくのが値段だ。しかし、安いからと言ってすぐに飛びついてはいけない。
メルカリの購入権は基本は早いもの勝ち
早く買わなければ他の人に先に買われてしまうかもしれない
そんな心理を逆手に取って悪人たちは詐欺商品を私達に売りつけようとしているんだ。
新品価格1万円の商品がメルカリで1000円で売っていたら怪しいと感じると思うけど、例えば5000円で売っているとお買い得と感じる人は多いはず。
出品者にとっては商品が高く売れる方が良いに決まっているから、相場価格よりもかけ離れた商品には何か裏があると思って間違いない。
安すぎる販売価格の商品は疑っておいて損はない。
出品者がおかしい
悪人に限った話ではないんだけど、ちょっぴりおかしめの人はクレーマー気質な人が多い。
相手の意見なんて関係なくクレームを入れるような人は、こちらの不利益なんて全く関係ないと考えている可能性が高いから出品されている商品が傷ついていたり、箱が凹んでいたりすることが多い。
メルカリに出品されている商品ページからは出品者のプロフィールを見ることができる。
出品者の今までの取引の評価や商品の説明文、コメントに対しての回答も確認できるので、出品者がまともな人かどうかはプロフィールを見て判断しよう。
特にメルカリが本人確認を完了しているかがポイント。
本人確認には免許証や保険証を使用するから、本人確認済みのチェックマークが付いている人の信用度は高めで見積もっていい。
ただし、手放しで信用できるほどの情報ではないのであくまでも予備の確認材料くらいで考えておいたほうが無難。
商品写真がおかしい
実物の写真が全く無く、公式ページから引用した画像ばかりの商品は要注意。
本当にその商品を持っているかもわからないし、説明文を見てみたら「箱のみ」と書いてあって購入してから後の祭りになった人もいるらしい。
ただ中には人間性がまともなのに写真の技術がイマイチで、本当は商品を大切に使っていたのに写真で損をしている人もいたりするから、商品説明文がまともでプロフィールもまともそうなら買ってもいいと思っている。私なら買う。
注意するべきは実物の写真が全く掲載されていない出品製品だ。
配送方法は「匿名」に限定する
メルカリの配送方法には実名配送と匿名配送の2種類がある。
実名配送は相手に自分の住所が知られてしまうから絶対に控えるべき。
配送方法がゆうパックや普通郵便で指定されていると、購入した瞬間に自分の住所が相手に伝わってしまう。
匿名配送の「ゆうゆうメルカリ便」か「らくらくメルカリ便」で配送されるもののみを購入するようにしよう。
住所の特定だけは辞めてほしいからメルカリさん、なんとかしてください。
少しでも怪しいと感じたら買わない
もしも「この商品怪しいな」「この出品者ヤバそうだな」と感じたらその直感は信じたほうがいい。
スピリチュアルな考えかもしれないけど、私は人間の勘や第六感は十分な判断材料になると思っているんだ。
理由が説明できなくても自分が違和感をもって、本当に危なかったと思った経験をした人も少なくないのではないだろうか。
メルカリの買い物でも少しでも違和感をもったなら、買わない選択をした方が無難。
一か八かの買い物をするよりも無難で間違いなさそうな買い物をした方が精神衛生上良いに決まっている。
メルカリは信用が命
結局は悪いことばかりをしていると噂は広がって、信用を無くしていく。
ネットの普及とともに評判の悪い店はネットで口コミをかかれて、自然淘汰されるようになっているように、メルカリだって信頼を得ている人の商品は他の人よりもちょっぴり値段が高くてもすぐに購入される。
購入の判断基準は値段だけじゃなくて、むしろ信用がいちばん重要な判断材料になると私は思う。
今回した内容は逆の立場からも言えて、出品する側になった時は今回紹介した事と逆のことをし続ければ信頼が得られるんだ。
メルカリだけじゃなくて商売も人間関係も信頼が大切なので真摯に生きていくように心がけよう。