ランニングや筋トレ中でも音楽を聞きたい。
だけど、激しい運動をするとイヤホンが耳からズレてしまって集中できない。
そんな悩みを一発で解決できるイヤホンがAnkerから発売されている「Soundcore Spirit X2」
イヤーフックが付いているからどんな激しい運動でも耳から外れることはない。
スポーツ用途に特化したBluetoothワイヤレスイヤホンのSoundcore Spirit X2を紹介する。
激しい運動でもズレ落ちないワイヤレスイヤホン
Soundcore Spirit X2は激しい運動をしても耳からズレ落ちないスポーツ特化型のBluetoothワイヤレスイヤホン。
Soundcore Spirit X2の特徴
- イヤーフックのおかげで耳から落ちない
- 完全防水防塵でどこでも使用できる
- バッテリー性能が優秀(最大36時間)
- 低音重視の音質
- イヤホンのボタンで簡単に操作可能
- 急速充電に対応
- USB Type-Cに対応
スポーツ中に使用するために必要なポイントを赤字で記載した。
Soundcore Spirit X2はスポーツ用途に必須な3つの要素である「落ちない」「耐水耐塵性」「長時間バッテリー」を兼ね備えているスポーツ特化のイヤホンなんだ。
Soundcore Spirit X2
Ankerから発売されている「Soundcore Spirit X2」はスポーツ特化型のBluetoothイヤホン。
一般的なイヤホンと違って付属品も豊富で、どんな耳の形でも対応できるサイズが揃っている。
付属品
- イヤホン本体
- 充電ケース
- USB Type-Cケーブル(60cm)
- イヤーウィング(3種類)
- イヤーチップ(5種類)
- 説明書
スペック
Soundcore Spirit X2の外観はスタイリッシュで無駄な装飾がないシンプルなデザイン。
Soundcore Spirit X2 | |
再生可能時間 |
最⼤9時間 (イヤホン本体のみ) 最⼤36時間 (充電ケース使⽤時) |
充電時間 | 約1.5時間 |
充電端子 | USB Type-C |
重さ |
約11g (イヤホン片方) 約103g (充電ケース込み) |
防水規格 | IP68 (イヤホン本体のみ) |
通信方式 | Bluetooth 5 |
Bluetoothプロファイル | A2DP, AVRCP, HFP |
対応コーデック | AAC / SBC / aptX |
長時間バッテリー、耐水性、さらにaptXコーデックに対応しているから音楽再生の遅延も少ない。
価格の割に高スペックでやっぱりAnker製品はしゅごい。
イヤホンのボタン操作
EQモード
EQモードは「イコライザーモード」の略。たぶん。
イヤホンの▶ボタンを1秒間押すことでBassUpモードとノーマルモードの切り替えができる。
BassUpモードにすると低音が強調されて、曲のドゥンドゥン感が増す。
重低音が好きな人にとっては最高な機能。
Soundcore Spirit X2の使用感【メリット】
Soundcore Spirit X2はスポーツ用途で使用することを前提で開発されたイヤホン。
最も特徴的なのが「イヤーフック」。
イヤーフックのおかげでどれだけ激しく動いても耳からスレ落ちることが無い。
その装着感を含めて、音質、高耐久性を持っているSoundcore Spirit X2はスポーツマンにとって最高の選択肢になるだろう。
抜群のフィット感。激しく動いてもズレない
流石スポーツ用に販売されているだけあって、装着感・フィット感は抜群で激しく動いてもイヤホンが落ちる心配は全く無い。
イヤーフックでしっかりと耳に固定するから、短距離ダッシュなどの激しめの運動でも安心感は抜群。
イヤーピースも豊富で様々な耳穴の大きさでも対応することができる。
私は耳の穴が小さいから自分にあうイヤホンがなかなか見つけられなかったんだけど、Soundcore Spirit X2はイヤーピースを変えることでどんな人でも最適なフィット感を実現することが可能。
低音ブーストでは迫力は◎
Soundcore Spirit X2は低音重視の迫力のあるサウンドが出る。
大口径のドライバーとBassUpモードが搭載されているので、激しめの音楽などで運動中でもテンションを高く維持することができる。
重低音が強い音楽をドゥンドゥン言わせて聞くのが好きな人は、きっとこの音質に満足できるだろう。
それくらい重低音に特化していて、EQモードを変更してBassUPをONにすると更に低音の迫力が増す。重低音マシマシで二郎系ラーメンも裸足で逃げ出すほど。
苦しいトレーニングや試合前の気持ちを盛り上げたいときに、低音の効いた曲を聞いて自分を鼓舞するためのイヤホンとして「Soundcore Spirit X2」は適している。
防水防塵だからどんな場所でも使用できる
Soundcore Spirit X2はIP68という防水防塵の規格基準で最も高い数値を誇っている完全防水防塵のイヤホン。
防水の内容は「継続的に水没しても内部に浸水しない。」
防塵の内容は「粉塵が侵入しない。」
スポーツ中の汗や雨、ホコリなどを全く気にすることなくが無い。
余計なことを考える必要が無くなるからトレーニングに集中できるんだ。
バッテリー持ちが良い
Soundcore Spirit X2の再生可能時間はイヤホンだけで9時間、充電ケースを併用することで最大36時間の長時間使用のバッテリー持ちを実現している。
9時間連続でスポーツをすることは一般的には考えられないから、実質は運動中にバッテリー切れすることは無いと言っていいだろう。
しかもフル充電するための所要時間は1.5時間と短い。
Ankerが販売するイヤホンのSoundcoreシリーズは、バッテリー持ちが良くて充電時間も短いから普段遣いで本領を発揮する。
接続安定性◎
SoundcoreシリーズのBluetoothイヤホンの接続安定性は抜群。
トレーニングジムの荷物置きにスマホを置いた状態でジム内をうろついても全く接続は切れない。
少なくとも一般的な使用であれば接続が切れることはまず無いと思っていいだろう。
Soundcore Spirit X2の使用感【デメリット】
スポーツに特化したイヤホンだからこそのデメリットがSoundcore Spirit X2には存在する。
スポーツ用途以外にはあまりオススメできる内容ではなかったから、私が気づいたSoundcore Spirit X2のデメリットを紹介する。
持ち運ぶには大き過ぎる
Soundcore Spirit X2はイヤーフックが付いているから、専用の充電ケースもそれ用に大きい。とても大きい。
イヤホン単独だと約11gだけど、充電ケース込みの重量だと103gにもなるから大きい上に重い。
ジーンズのポケットには間違いなく入らないし、ジャージのポケットでも充電ケースを入れたら満杯になるだろう。
私が普段持ち歩いているサイフ「SECRID」とスマホを並べるとその大きさがよく分かる。
大きさも厚みも一般的なイヤホンの倍以上のサイズだから、気軽に持ち運ぶには大き過ぎる。
持ち運ぶならカバンに収納することが前提になるんじゃなかろうか?
通話の遅延(ラグ)
私の環境が悪いのかもしれないが、電話やLINE通話でSoundcore Spirit X2を使用すると会話中にラグが発生する。
aptXコーデックに対応しているから、そんなことはないだろうと思って「Galaxy S10」と「OPPO RenoA」の2つのスマホで通話を試みたがどちらも快適な通話とは言えなかった。
しかし他の人のレビュー記事を見ると、遅延があるような事が書いてあることは殆ど書かれていない。私の環境が悪いのかもしれないけど、私が遅延したと感じたんだからそれが全て。
気になる人は自分の耳で確かめてくれ!(他力本願)
通話の声が聞き取りにくい
Soundcore Spirit X2の音質は低音域にブーストがかかり音楽を楽しむために作られていると感じた。
それ故に通話で聞こえる相手の声の高音が聞き取りづらく、低音もブーストが効いて総じて声が聞こえづらい。
「声を聞く」という用途においてSoundcore Spirit X2は一般的なイヤホンよりも一歩も二歩も劣ってしまう。
これは長所ゆえの短所だからしょうがない。
まとめ
ここまでの内容でSoundcore Spirit X2はスポーツに特化したBluetoothイヤホンだということが分かってもらったと思う。
メリット
- 激しい運動でもズレないフィット感
- 低音の迫力がスゴイ
- 防水防塵の高耐久
- 長時間バッテリー
デメリット
- 持ち運びしにくい
- 通話中に遅延(ラグ)が発生する
- 声が聞き取りにくい
ただし普段遣いをするには低音が効きすぎていて通話などの音声を聞き取る用途には不向き。
Soundcore Spirit X2を使うんだったらトレーニング中や試合前のアップなどの、激しい運動時に使うことが最も良い用途だと思う。