スキンケア系の化粧品は多い。むしろ多すぎるまである。
男性のスキンケアは、シンプルで長く継続できる手法をありたい。
そこで俺が使用しているのが「ココナッツオイル」なんだ。
ココナッツオイルは、スキンケア・ヘアオイル・ボディケアにまで使える万能オイル。
今回は俺が実践しているココナッツオイルでのスキンケアについて紹介する。
肌は若返らない
老化は誰にだって訪れる。
心は17歳のままの俺も、いつの間にか34歳のおっさんになっていて時間の経つ早さにはビビってる。そんな俺が一番ビビり散らかしているのは肌の老化なんだ。
顔には徐々にしわが増えていて、鏡を見るたびに「誰やこのおっさん」とツッコミを入れたくなるくらい老化を感じている。
肌を若返らせたくてGoogleで調べたところ、肌は若返ることはないらしい。つまり俺の肌は今が最高の状態で、今後は衰退の一途を辿るしかないということ。
どうにかして現状を維持していくことが最良で最高の選択。若かりし頃の自分を恨みながら、いかに現状を維持できるかが肌の若さを保つ秘訣。残酷だけどもうあの頃には戻れない。
スキンケアにココナッツオイルを使う理由
俺がスキンケアで使用しているのはココナッツオイルのみ。
ココナッツオイルがスキンケアにいいとされる理由を下記する。
ココナッツオイルのメリット
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抗酸化作用の強いビタミンEが含まれている
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抗菌作用の強いラウリン酸が含まれている
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肌の保湿を高める中鎖脂肪酸である
端的にいってしまうと上記の3つのメリットが大きい。
ココナッツオイルは肌を保湿し、体の悪い菌を殺菌して、老化の原因でもある細胞の酸化を防いでくれるというわけだ。
保湿・殺菌・酸化防止、この三つがココナッツオイルで実現できる。さらに凄いところが、
スキンケアだけじゃなくて、体型の維持や日焼け止めにも有効、ということだ。
これにはココナッツオイルが中鎖脂肪酸であることが関係している。
中鎖脂肪酸は太らない
サラダ油などのオイルは「長鎖脂肪酸」といって、体内に吸収されると全身を運ばれて吸収や貯蔵される特徴がある。油をたくさん摂ると太るといわれるのはこのためだ。
一方で、ココナッツオイルのような「中鎖脂肪酸」は、体内に入るとすぐにエネルギーとして使われる。中鎖脂肪酸には体内に蓄積されない特徴を持っているんだ。
極論を言ってしまうと、ココナッツオイルは食べても太らない。むしろ、中鎖脂肪酸は脂肪を燃焼させる働きがあるため、ダイエットにも効果も期待できる。
日焼け止めとしても使える
さらに、中鎖脂肪酸には紫外線を防止する効果もあるので、日焼け止めとしても使える。詰まるところ、ココナッツオイルは顔や体、髪の毛の若返り、肌の保湿・殺菌、ダイエット、日焼け止めなどにも使える魔法のオイルなんだ。
ココナッツオイルがあるだけで多くのものを兼用化して減らすことが可能。
ココナッツオイル活用方法8選
ここからは実際に俺がやっているココナッツオイルの活用例を紹介する。
ココナッツオイルで兼用化しているものは下記。
ココナッツオイルの活用方法
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化粧水
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ボディークリーム
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ヘアオイル
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日焼け止め
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リップクリーム
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アフターシェービングケア
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ヘアワックス
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食用オイル
化粧水
スキンケアの手順は超シンプル。
スキンケアの手順
- 洗顔料は使わずに流水でていねいにを顔を洗う
- お風呂から上がったら体全体の水気を軽く拭き取る
- ココナッツオイルを少量手に取り、顔に優しく馴染ませる
- 追加のココナッツオイルで髪の毛、頭皮、体全体にも塗る
重要なことは、顔の洗顔やオイルを塗布するときはゴシゴシと擦らずに優しく馴染ませること。これがスキンケアの基本らしい。
ココナッツオイルを顔に塗るとベタベタして気持ち悪そう、と思うかもしれないけど意外にもココナッツオイルを顔に塗ってもベタベタしない。
俺も最初はそう思っていたけど、実際に使ってみると不思議とココナッツオイルはベタつかず、むしろ肌に浸透されるような爽快感を感じる。
塗ったあとは肌がしっとりして艶のよい仕上がりになる。
ボディークリーム
「肌の乾燥を防ぐ」という目的で、ボディークリームとしても使用できる。
男でボディークリームを使っている人は相当少ないと思う。めんどくさいし。
しかし、風呂上がりに顔の保湿ついでに、体全体にココナッツオイルを塗るだけなら誰にだって続けられる。そう、俺にだって続けられる。
保湿の有無で見た目の若さが左右されるならやっておいて損はない。
ヘアオイル
抜け毛やふけの原因のひとつには、「頭皮の乾燥」が挙げられる。
つまり保湿の効果があるココナッツオイルを髪に塗ることで、抜け毛やふけの予防にもなる。
やり方は簡単。
お風呂上りにココナッツオイルを手の平に伸ばして、髪と頭皮を軽く揉むようにマッサージするだけ。
ヘアトリートメントの役割も果たしてくれるから、毛先がまとまり全体的にも艶をだせる。
日焼け止め
中鎖脂肪酸には、紫外線対策の効果も備えられている。
外出前に肌の露出する部分に薄くココナッツオイルを塗るだけで日焼け対策になる。
また、ココナッツオイルのラウリン酸には抗炎症作用があるので、日焼けして赤くなった肌の炎症を抑える効果もある。
つまり、ココナッツオイルは日焼けの前の予防にも、日焼け後の回復にも効果があるというわけ。しかもココナッツオイルはべた付かないので塗った後も気になりにくい。もう日焼け止めはいらないかもしれない。
リップクリーム
前述したけどココナッツオイルは、肌の乾燥、紫外線対策にも効果がある。
つまり、リップクリームとして使うこともできるということだ。
指先に少しココナッツオイルをつけて、唇を軽く抑えるように浸透させてケアは完了。
唇がベトベトになるんじゃあねえの?、と思うかもしれないけど、肌と同様に肌に自然と浸透するのでベタつきは気にならない。むしろスーッとして気持ちが良いまである。
アフターシェービングケア
男性であれば髭剃り後のケアオイルとしても使える。
他と同様に、髭を剃った後にココナッツオイルを馴染ませるだけ。
シェービングクリームのような爽快感はないけど、抗炎症作用があるので肌へのダメージはシェービングクリームよりも軽減できる。理論上は。(倒置法)
ヘアワックス
スタイリング剤とココナッツオイルを混ぜれば髪の毛の艶出しにも使える。
色気のある男性の髪の毛は、必ずといっていいほど艶感がある。
逆にいうと、髪の艶が無い男性は色気がないともいえる。髪の毛に艶感さえを出しておけば、いい感じの男の雰囲気を醸しだせる。
艶感を出すにはジェル系のスタイリング剤を使うのが一般的だけど、髪の毛がパリパリになるのが欠点。
そこで、クリームタイプとココナッツオイルを混ぜることで、適度な艶感を出せるというわけだ。
しかも、紫外線対策にもなるから、髪の毛をダメージも防ぐこともできる。
食用オイル
当たり前だけど、ココナッツオイルは食べても問題ない。ボディケア目的だけでなく、食用オイルとしても使える。。
前述した通り、ココナッツオイルは不飽和脂肪酸だから、摂取しても体脂肪になりにくく、むしろ脂肪を燃焼する働きをもっている。
だから俺は、オイルが必要な料理ではココナッツオイルを垂らしてつかっています。
ただし、ココナッツオイルは24度以下になると固まってしまうから、オリーブオイルの代わりにサラダにかけるなどの用途には不向き。
高コスパの「ナチュレオ」
私が何度もリピート買いしているのが、生活科学研究会の「ナチュレオ」だ。
天然100%ココナッツオイルが約1㎏と大容量でありながら、約2,000円と安価で購入できる。ナチュレオは、他のココナッツオイルと比較すると圧倒的に安い。
俺の場合、ナチュレオを食用からスキンケアまで使っているけど、1袋でだいたい半年は持ってしまう。
しかも、ナチュレオは、完全に無味無臭に加工されている。そのおかげでどんなことにも使いやすい。ココナッツオイルの独特な甘ったるい匂いが苦手な人でも全く問題ない。
ちなみに、俺はダイソーで買った広口のガラス容器に移し替えて使っている。
見た目もおしゃれ可愛いから、キッチン・洗面所に置いておいても違和感がない。
スキンケアは20代が勝負
男のスキンケアは20代が勝負。
若いからといって顔や体の保湿や紫外線対策を怠っていると、おっさんになってから後悔することになる。事実、俺は20代でスキンケアを怠ってしまった。今は後悔しかない。
30歳や40歳になったとき、ぶよぶよのお腹にハゲた頭、そして、ボロボロの肌。そんな風には絶対になりたくないと思う。少なくとも俺は嫌だ。年を取ったとき、「清潔感のあるかっこいいおっさん」だと思われたい。
そのためにも、若かろうが老いていようが男性は肌の手入れには気を配るべきだと思っている。とはいえ、「スキンケアはなにを選べばいいかわからないし、邪魔だからいろいろ持ちたくない」という気持ちもよくわかる。
そんなときこそ今回紹介した、ココナッツオイルでのスキンケアだ。
ココナッツオイルが1個あれば、スキンケアから紫外線対策、ダイエットまでいろいろな用途で使用ができる。ココナッツオイルだけで完璧なのか?と問われれば、それは否である。だけど、なにもしないよりは絶対にマシだ。
何事も継続をするためにはお手軽さ・簡素化が必須だ。
お手軽さを優先して長くスキンケアを続けるには、ココナッツオイルは最適な選択のひとつだと思う。面倒くさがりの俺が継続できているんだから間違いない。