最近の日本の気候には嫌気がさす。
夏は40℃近くなるのに、冬は5度を下回る。すでに日本が快適な気候の国であったことは昔の話。
冷暖房の機器は手放せない環境だからこそ、家のエアコンには快適な空間を作り上げ続けてもらわなければ困る。
エアコンのパフォーマンスを最高に保つためには、どうやらフィルター掃除が必須のようなので、2年間まったく掃除をしていたかったエアコンのフィルターを掃除してみた。
思っていた以上にエアコンの熱交換効率が上がったので、フィルター掃除は絶対にやっておいたほうが良い。
今回は素人でも簡単にできたエアコンフィルター掃除について紹介していく。
掃除後のエアコンの調子は絶好調
フィルターの掃除をしてからエアコンの調子は絶好調。
今まで部屋が快適な温度になるまでに10分かかっていたところ、今では5分もかからずに快適な温度を保つようになった。
熱交換の効率が圧倒的に向上したので、おそらく電気代も安くなるはず。
たまに部屋にホコリっぽい臭いがしていたけど、フィルター掃除をしてからはホコリの臭いも無くなった。
快適性も向上し健康を害するホコリも解消するから、定期的なフィルター掃除は必須だね。
掃除しないとコスパが悪くなる
エアコンが部屋を快適な温度にしてくれるのは、熱交換をしているからなんだ。
熱交換のためには部屋の空気と外気を循環させる必要がある。
だから、部屋の空気中のホコリをエアコンが吸い込んでしまうので、それをトラップする役目をフィルターが担っている。
フィルターのホコリを溜めっぱなしにすると部屋の空気循環の効率が悪くなるので、部屋が快適な温度になるまでに時間がかかるし、効率の悪いエアコンの運転になるので電気代も余計にかかる。
掃除をしない事は全てにおいてデメリットしか無い。
フィルター掃除は簡単
初めてのエアコンのフィルター掃除だったから、どんな困難が待ち受けているのかと身構えていたんだけど、いざやってみると超簡単。
初めてのフィルター掃除は、1時間で完了したんだ。
慣れれば40分位で終わると思うし、一番時間がかかったのがフィルターの乾燥だったので、実際の作業は20分くらいに短縮できるはず。
エアコン下の家具を移動させる
エアコンフィルターの掃除はホコリとの勝負。
家具を移動させておかないと、天空から数多のホコリが家具に降り注いでしまって、余計な掃除の必要が生まれる。
エアコンフィルターの掃除のついでに、部屋の掃除も兼ねれば一石二鳥。
エアコンのカバーを開く
フィルターのホコリは部屋の汚れ。
私の今までの積み重ねがそこには詰まっているはずなんだ。
ヤバい。マジでヤバい。
ホコリの量が凄まじくて目をそらしてしまうレベル。
フィルターの網目も全然見えない。
これでは空気の循環なんて出来たものではない。
掃除機で軽く掃除
このままフィルターを取り外すとホコリがボロボロ落ちるのは目に見えている、と30年間この厳しい社会を乗り切ってきた私の勘が告げている。
掃除機で軽い掃除をしておくことで、少しでもホコリが舞うことを防ぐ。
我が家のダイソンのパチもん掃除機の登場だ!
定価10,000円、セール価格8,000円で購入して後悔しかしていないポンコツ掃除機だぜ!!
軽く掃除機で吸うだけで、フィルターの網目が見えてきた!
フィルターの取り外し
目につくホコリは掃除機で吸ったので、いざ!フィルターの取り外し!!
フィルターは引っかかっているだけなので、すぐに取り外しが可能。
フィルターを外すと、予想以上のホコリ達との出会いを果たしてしまった。
シャワーで洗い流す
フィルターに付いたホコリは、シャワーで洗い流すと簡単に掃除できる。
洗い流す向きはフィルターの後ろ側から。
逆らった向きで水を流してしまうと、フィルターの網目にホコリが絡みついてしまう。
絶対に流す水の向きは間違えないようにしよう。
ホコリが絡まることは無く、サラッとホコリが流れていくので掃除していて気持ちがいい。
フィルターを乾燥させる
濡れたままエアコンにフィルターを付けてしまうと、故障の原因になりかねない。
タオルで軽く水気を取って、天日干しで乾燥させる。
ルーバーの掃除
フィルターを乾燥させている間に、エアコンの掃除をする。
細い場所を掃除するには、疑似マツイ棒が最適なので、割り箸とキッチンペーパーを組み合わせて掃除グッズを作る。
輪ゴムがなかったので、ガムテープで代用した。
あとは濡らして掃除したい場所に突っ込むだけ。
ルーバー掃除のついでに、奥にパチもんマツイ棒を突っ込んで、できる限り内部も清掃する。
思っていたよりも汚い。フィルターでゴミをトラップしてくれていたはずなのに、トラップしきれなくてエアコン内部にもこんなにも汚れが溜まっていた。内部に汚れが溜まるということは、エアコンの寿命を短くしてしまうことに他ならない。
やっぱりいちばん大切なのは、フィルターの掃除だね。
気休めでファブリーズをかける
エアコンの内部は細菌たちの巣窟になっている可能性があるので、気休め程度だけどファブリーズを吹きかけた。
かけすぎて困ることはないので、20プッシュぐらいを吹きかけてやった。
効果があるかは定かではない。
フィルターを戻して掃除完了
乾燥して水気がなくなったフィルターをエアコンに着けて掃除は完了。
掃除終了!
掃除前はフィルターの奥が見えていなかったけど、網目まで見えるようになった。素敵。
フィルターの汚れの比較
掃除する前と後でのフィルターの状態は一目瞭然。
ひと目で分かるくらい汚れていたので、電気代もたくさんかかっていたはず。
これで出費も減るはずだぜぇ。
すぐに部屋が快適な温度にできる
掃除してからエアコンは絶好調。
たまにくしゃみが止まらなくなることがあったけれど、掃除をしてからはくしゃみを全くしなくなった。
自分の部屋は、自分にとって世界で一番快適な空間であるべきなので、快適性を維持する手間を惜しんではいけない。
エアコンのフィルター掃除は3ヶ月に1回を推奨されているらしいので、今後は掃除を怠らないようにする。
今回は夏場の暑い時期に掃除をしてしまい、汗がダラダラ出ていたので、季節の変わり目に掃除するのが良いかもしれない。