スマホ・ノートパソコン・イヤホンなど私生活で使うガジェット類は充電が必要なものばかり。
充電器の種類は多岐にわたり、高出力から低出力、1ポートから3ポートのものまで揃いすぎて、どれを買っていいか分からない人も少なくないと思う。
私自身は出かける時の荷物を必要最低限にしたいので、充電器に関してもコンパクトで高出力なものを使用している。
今回紹介する「Anker Nano II 45W」は、コンパクトかつ高出力というパワフルな充電器。リュックやカバンにいれても全く邪魔にならないので、一家に一台あっても損をしないガジェットだ。
Anker Nano II 45Wのスペック
サイズ | 約35mm × 38mm × 41 mm |
重さ | 約68g |
出力ポート数 | 1(USB Type-C x 1) |
USB-C 出力 | 5V 3A / 9V 3.0A / 15V 3.0A / 20V 2.25A(最大45W) |
最大出力 | 45W |
メタリック調で高級感のあるデザイン
Anker Nano II 45Wは、USB-TypeC×1つを搭載した充電アダプタだ。
充電ポートがあるフロント部分は光沢のあるメタリック調。3,000円台で購入できるわりに高級感があって流石は天下のガジェットメーカーAnkerの充電器だと言わざるを得ない。
フロント部分以外はダークグレーの樹脂素材。
感触は固く、どちらかというとプラスチックのような手触りなので、バッグの中に雑にいれてしまうと細かい傷が付いてしまいそうな気がする。
超コンパクトで邪魔にならない
Anker Nano II 45Wの大きさは前項で紹介したとおり35mm×38mm×41mmと手のひらに十分に収まるコンパクトさ。
重量もたった68gと軽いので持ち運びしやすい。
Anker Nano II 45Wのプラグは収納可能。
プラグを収納するとほぼ立方体で、ポケットに入れて持ち運びができるレベルでコンパクト。
同じくAnkerのモバイルバッテリー「PowerCore Fusion 5000」と比較してもこのサイズ差。
RAVPOWERの急速充電器「61W RP-PC112」と比較しても、Anker Nano II 45Wの方がコンパクトなのが分かる。
41W急速充電という機能を携えているのに、こんなにも小さいサイズを実現しているのがだかAnkerの技術力…というよりも世界全体の技術革新は目覚ましい。
バッグに入れて持ち運びが簡単
Anker Nano II 45Wはコンパクトなので、どんなバッグにでも入れて持ち運ぶことができる。
同社から出ているイヤホン「Soundcore Liberty Air 2 Pro」と大きさを比較してもその携帯性は際立つ。
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私は仕事でリュックサックを使用しているんだけど、その中の収納ポケットにいつもAnker Nano II 45Wを入れている。
外回りの時間調整でカフェに入った時なんかにAnker Nano II 45Wは大活躍だった。コーヒーを飲みながらスマホを充電できるのは超便利。
独自技術の第2世代GaN(窒化ガリウム)搭載
一般の充電器にはシリコン素材が使われるのに対して、Anker Nano II 45Wは第2世代のGaN(窒化ガリウム)という新素材を採用している。
GaN(窒化ガリウム)は、従来の素材に比べて電力損失が少ない。プラグから供給された電力をロスが少ない状態でデバイスに供給することができるので、充電効率が高くて充電完了までの時間が短くなるんだ。
昨今の充電器はGaN(窒化ガリウム)を採用しているものも増えたけど、Anker Nano II 45Wが採用したのはより進化をした第2世代GaN(窒化ガリウム)。
第2世代GaN(窒化ガリウム)は、全モデルと比較して「省サイズ化」「発熱抑制」が向上しているので携帯性と安全性が向上している。
PPS対応なので超急速充電ができる
Anker Nano II 45Wは急速充電(USB-TypeC PD3.0)に加えて、超急速充電(PPS:Programmable Power Supply)に対応している。
PPSとは
電力供給時の電圧・電流を小刻みに変動させて、ガジェット側に最適な電圧範囲と最大電流を自動調整する機能
参考:PHILE WEB
対応しているスマホ、ガジェットはまだ少ないが、対応端末は徐々に増えているので今後に期待。
次世代の規格に対応しているのはありがたい。
Anker Nano II 45Wの充電性能
Anker Nano II 45Wの対応出力は下記。
15W = 5V × 3A
27W = 9V × 3A
45W = 15V × 3A
45W = 20V × 2.25A
45W(PPS):3.3V-16V × 3A
45W(PPS):3.3V-21V × 2.25A
ケーブル給電ができる端末ならほぼ全てに対応しているので、ノートパソコン(Mac/ Windows)、スマホ(iPhone/Galaxyシリーズ/Miシリーズなど)、ガジェット系なら何でもござれのスゴイ奴。それがAnker Nano II 45Wだ。
ACアダプターの代替にできる
Anker Nano II 45Wは出力が大きいので、PD対応のデバイスなら給電することが可能。
つまりPD対応ならWindows PCやMacといったノートパソコンの充電することもできるんだ。
ACアダプタとAnker Nano II 45Wの大きさを比較した写真が下記。
持ち運ぶ荷物は少ないに越したことはない。
バッグの中を圧迫するACアダプターが無くなれば荷物が軽くて、歩む速度も自然に軽くなっていく。
ミニ四駆だって軽量化をするんだから、我々も荷物を減らして軽量化を勧めていかないとTAMIYAに笑われるゾ☆
コンセントで他の充電器と干渉しにくい
Anker Nano II 45Wはコンセントに挿すとほぼ立方体。
4cm角の規則性のあるサイズなので、電源タップで複数のコンセントを挿さないといけない時でも整理がしやすい。
Anker Nano Ⅱ 30Wと45W・65Wの違い
同社から発売されているAnker Nano Ⅱは出力別に発売されている。
今回紹介している45Wと30W・65Wの違いを比較した表は下記。
製品名 | NanoⅡ30W | NanoⅡ45W | NanoⅡ65W |
サイズ | 横幅:32mm 奥行:30mm 高さ:28mm |
横幅:35mm 奥行:38mm 高さ:41mm |
横幅:44mm 奥行:42mm 高さ:36mm |
重さ | 約47g | 約47g | 約112g |
プラグ収納 | ✕ | ○ | ○ |
USB PD対応 | ○ | ○ | ○ |
PPS対応 | ○ | ○ | ✕ |
出力ポート | USB-TypeC×1 | USB-TypeC×1 | USB-TypeC×1 |
最大出力 | 30W | 45W | 60W |
充電可能デバイス | スマホ:○ タブレット:○ ノートパソコン:✕ |
スマホ:○ タブレット:○ ノートパソコン:○ |
スマホ:○ タブレット:○ ノートパソコン:○ |
価格 | 2,990円 | 3,390円 | 3,990円 |
機能性・携帯性がベストなAnker Nano II 45W
ここまで紹介してきたとおり、Anker Nano II 45Wは急速充電という機能性と、ポケットに収まってしまうほどのコンパクト性・携帯性が特徴だ。
Anker Nano II 45Wならスマホ意外にノートPCの充電器としても使用できる。
1台2役を兼ねるAnker Nano II 45Wは、一家に一台は持っていて損しないガジェットだ。