一人暮らしの部屋は限られたスペースの有効活用が最重要と言っても過言ではない。
かくいう私はミニマリストとは対局の位置にいて、暮らしが便利になるなら物が増えてもいい、という思想なんだ。
しかし、いざ使ってみると「これ必要ないんじゃね?」と感じて捨てたものも多くて、最終的には部屋の中の物が洗練されていった。
今回は、一人暮らし歴14年の生活の果に行き着いた断捨離の境地について紹介する。
テレビ
最も捨ててよかったと実感したものは「テレビ」だ。
テレビはどの家庭にもあって、必需品みたいな位置づけだけど、下記のデメリットを感じたので私は部屋から捨ててしまった。
-
ながら見をしていると時間が過ぎていく
-
物欲が刺激されて、必要ないのに欲しくなってしまう
-
NHK受信料の支払い義務が生じる
テレビの広告効果・マーケティング効果は非常に高い。
グルメや観光、インテリアから流行りのコンテンツまで、ありとあらゆる手法で我々の物欲を刺激するように練られた広告戦略。
知らず知らずのうちに私たちは「第三者から消費を促されている」んだ。
しかも、テレビを見ていると”いつの間にか時間だけが過ぎていた”なんてことが多発する。
さらにテレビを持っているとNHK受信料の支払義務も生じるので、思い切って捨ててみた。
-
一人暮らしでNHK受信料金の集金人に怯えなくていい理由【支払い義務はない】
一人暮らしのアパートに定期的に訪れる招かれざる客であるNHK集金人。 NHK集金人は声が大きく高圧的だったり、しつこくチャイムを押してきたりする。 初めて一人暮らしをして、NHK集金人に対応してしまっ ...
続きを見る
結果として捨てたことで生じたデメリットはなく、テレビを捨てて本当に良かったと感じている。
炊飯器
テレビ以上にみんなが持っているであろう「炊飯器」すらも私は捨てた。
私が感じたデメリットは下記。
-
自炊は安くない。
-
炊飯器の置く場所が難しい。
-
お米は食べると太る
-
一人暮らしで炊飯器を捨てた話【自炊は時間の無駄】
我々が生きる上で必要な食事。 日本人に生まれたからには食卓にならぶ「お米」は馴染み深いものだろう。 子供の頃にあんなにたくさん食べていたお米。美味しいお米。 そのお米を自宅で簡単に美味しく食べられるよ ...
続きを見る
「自炊をすれば食費が安くなる」というのは、すべての人には当てはまらない。
野菜を買うにしても一人分だと割高で、まとめて買うと量が多すぎて使い切る前に腐らせてしまう。
置き場についてもネックになりやすく、冷蔵庫の上に置くと高すぎるし、床に置くと屈まないと使えない。わざわざ炊飯器のためにラックを買うなんて愚の骨頂だ。
極めつけは「お米は食べ過ぎると太る」というポイントだ。
お米は高カロリー・高炭水化物だというのは既知の事実。
30歳になって気づいたけど、20代のときよりも明らかに太りやすい体質になっている。
つまり代謝が落ちているということだ。
炊飯器を捨てた代わりに、お米を食べるときはインスタントライスを購入している。
調理も簡単で、分量も決まっているのでカロリー管理もしやすい。
料理が趣味でない限り、炊飯器は必要ない。
ソファー
ソファーや座椅子なども無くて困ることはない。
ソファーはだらける場所として使用することが多く、ついついくつろいでしまってスマホをイジったり、うたた寝をしてしまう。
ならいっその事、だらける場所を無くしてしまえ!!ということで、ソファーも捨ててしまった。
だらけることが減ったことで、結果的に自由な時間を増やすことができたのでメリットが多かった。
ローテーブル
前述したソファーと一緒にローテーブルも部屋からは捨てた。
ローテーブルは食事もしにくく、掃除もしにくい、挙句の果てにパソコン作業もしにくいの三重苦。
最初はオシャレやん、と思って部屋においていたけど、部屋のデッドスペースが増えるだけだったので、捨てることで結果をして部屋をレイアウトの幅が広がった。
今はFLEXISPOT(フレキシスポット)の電動昇降デスクを使用して、食事も作業も全てこのデスクで行っている。
トイレマット・バスマット
トイレマット・バスマットなどのマット類はすべて部屋から捨てた。
マット類は汚れを吸収してしまい、雑菌の温床になってしまう。
ただでさえ汚れやすく、雑菌が繁殖しやすいトイレ・浴室にマットを置いてしまうと嫌な匂いの原因にもなる。
マット類を敷くよりも、トイレットペーパーやティッシュで拭くほうが衛生的だ。
まだマットをしている人は、今すぐに捨ててほしい。
トイレブラシ
トイレをまだブラシで擦っている人は、すぐにトイレハイターを使ってみてほしい。
ウンコをする前にササッと便器にトイレハイターをかければ、入居前レベルに便器はきれいになる。
床や周りは濡らしたトイレットペーパーで拭けばOK。
トイレブラシは不衛生なのでいらない。
ゴミ箱
一人暮らしの部屋にゴミ箱は無用の長物だ。
貴重なスペースをゴミ箱が占めてしまうのは、実用的にも見た目的にも悪くなる。
部屋にゴミ箱を置いてしまうと不衛生だし、嫌な匂いの原因になってしまう。部屋を臭くしたくないならゴミ箱を部屋においてはいけない。
「じゃあ、どうすればいいんだ?」
答えは一つ。ゴミが出たらすぐにゴミステーションに捨てるんだ。
容量の少ない小さなビニール袋を購入して、ゴミが出たら捨てる。ゴミが出たら捨てるを繰り返す。
部屋の中にゴミを保管しない。ゴミを保管しないから、ゴミ箱がいらない。いつも答えはシンプルなんだ。
1年以上着ていない服
1年以上着ていない服は、来年以降もたぶん着ない。
「今年着れなかったから、来年こそは着よう」、その考えがどんどん部屋に服を増やして、結果的にゴミを生み出してしまう。昔の私がそうだったように。
今は全身ユニクロで揃えている。安いし質も悪くない。
お金をかけずに、少ない服で生活することに慣れることはメリットが大きい。
バランスボール
健康のため、イス替わりにバランスボールを購入した。
…しかし、すぐに捨てた。
バランスボールは不安定な姿勢をキープすることで体感を鍛えるトレーニング器具。
そのバランスボールをイスにすれば常に健康的になるんじゃね?と思ってバランスボールを使っていたけど、長時間座ることで姿勢が余計に悪くなって、結果として腰を痛めた。
いちいち空気を入れたり、抜いたりするのも手間だったからバランスボールは捨てた。
三角コーナー
台所の魔のトライアングル。
生ゴミを長時間放置して、雑菌の温床の原因になる三角コーナーは必要だろうか?いやない。
生ゴミが発生したらすぐビニール袋に入れて縛って捨てる。この習慣をつくることで常にきれいなシンクを保てる。
三角コーナーを買うよりも、透明なポリ袋を買って小出しで捨てたほうが遥かに衛生的。
必要のないポイントカード
ちょっと離れたスーパーや、年に1回くらいしかいかない店のポイントカードはいらない。
ポイントカードはその店でしか使えず、ポイントが貯まりにくい。
大切なのはポイントを1つのサービスに集約して、ポイント還元率の効率を最大化することだ。
支払いクレジットカードの一本化
前項で書いた通り、ポイント還元の効率が最も高くなるのが1つのサービスに集約させること。
つまり、支払いは全て1つのクレジットカードに集約させるのが最適解。
そこで必要になるのがみんな大好き「楽天カード」だ。
-
入会、年会費無料
-
ポイント還元率が高い
-
提携サービスが多い etc
楽天カードを主軸とした「楽天経済圏」で暮らすことで、楽天市場でのポイント還元率は10%以上を軽く超える。
まだ楽天カードを作っていない人は、今すぐに作っておいたほうが良い。持っててよかった楽天カード。
楽天公式HP
不必要と分かっているものは買わない
ここまで捨ててよかったものを紹介してきたけど、これから一人暮らしを始める人はそもそも購入しなければ損はしない。
というか、ほとんどのものは無くても大して困らない。
これから一人暮らしを始めようとしている人の参考になれば幸い。