一人暮らしを初めて早13年が経過していた。
一人暮らしを始めたときに買った家電の一つに「電気ケトル」があるんだけど、13年目にしてついに壊れてしまった。
改めて電気ケトルを購入するにあたって近似製品の電気ポットと比べてみたんだけど、圧倒的に電気ケトルのほうが優れていたのでもう一度電気ケトルを購入することにした。
この記事では電気ケトルが電気ポットよりも優れている理由について紹介する。
電気ケトルは一人暮らしの必需品
電気ケトルは一人暮らしの必需品と言っても過言ではない。
やかんに比べても早くお湯を沸かすことができるし、コップ1杯・カップラーメン1杯分のお湯を沸かせる程度であればどの家電よりもコスパが高い。
私は初めて電気ケトルでお湯を沸かした時は感動したことを今でも覚えている。水を入れてボタン一つでお湯を沸かすことができる電気ケトルの便利さのインパクトはそれほどまでに大きなものだった。
電気ケトルの7つのメリット
お湯が欲しいときにすぐに作れるのは非常に便利。
実際に私が電気ケトルを持っていて良かったと思った実体験を紹介する。
30秒で熱々のコーヒーが飲める
朝起きての飲むコーヒーは最高に美味しいよね。
電気ケトルならコーヒー1杯分のお湯を30秒ほどで沸かすことができる。
超高速でお湯を生成することができることこそが電気ケトルの唯一にして最大のメリット。
カップラーメンが手軽に食べれる
夜中に突然お腹が空くことってあるよね?
「あぁ、ちょっと小腹が空いたな。カップラーメンを食べよう」、そう思った瞬間に電気ケトルに水を入れてスイッチを押すだけで1分後にはカップラーメン1杯分のお湯を作り出すことができる。
食べたいと思ったときにすぐに食べることができるのは魅力的。
ゆで卵が作れる
なんと電気ケトルならゆで卵を作ることだってできる。
作り方は超簡単。
電気ケトルに卵と卵が被るくらいの水を入れてスイッチを押すだけ。沸騰してスイッチが切れたら4分~6分ほど放置していれば美味しいゆで卵の出来上がり。
電気ケトルでゆで卵を作る方法についてはクックパッドに書いてあったので参考にしてほしい。
https://cookpad.com/recipe/1333675
4分放置した半熟ゆで卵はトロトロで最高
電気代が安い
電気ケトルで1Lのお湯を沸かす際にかかる電気代は1円ほどしかかからない。
1日に1回電気ケトルを使ったとしても、使用電気代は50円以下で抑えることができる。
思っている以上に、電気ケトルでお湯を沸かすと場合の電気代は安い。
少量のお湯を沸かすのが早い
電気ケトルが本領を発揮するのは「少量のお湯を沸かす」場面だ。
1Lのお湯を沸かす程度なら1~2分で出来上がるし、コップ1杯くらいなら30秒未満でお湯を作ることができる。
お湯ができるまでの時間を比べると、やかんや鍋とは比較にならないぐらい電気ケトルのほうが早い。朝の忙しい時間でも電気ケトルがあれば安心。
電気ケトル自体が安い
電気ケトルは家電製品の中でもかなり安い部類で、2,000円~3,000円程度で購入することができる。
お湯を沸かすだけのシンプル作りで余計な機能がついていないことが安さの理由だろう。
導入コストが安いのは一人暮らしを始める人にとってはありがたい。
寿命が長い
私が初めて電気ケトルを購入したのは18歳の大学生活で一人暮らしを始めたときだ。
その時購入した電気ケトルは、私が31歳になった今でも現役でかれこれ13年も使い続けていた。
最近になって壊れてしまったが、当時2,500円で購入した電気ケトルを13年も使い続けることができたので偉大な耐久力だと思う。
電気ケトルの3つのデメリット
電気ケトルはあれば便利だけど、使っていると感じる地味なデメリットが3つある。
ここからは実際に電気ケトルを使ってみて感じたデメリットについて紹介する。
音がうるさい
電気ケトルの最大の欠点こそが、お湯が沸くときのゴゴゴゴゴという爆音だ。
部屋で音楽を楽しんでいるとき、テレビを見ているときにケトルでお湯を沸かそうものなら部屋の中で爆音が響き渡る。
レオパレスみたいな壁の薄いアパートだったら隣の部屋まで聞こえてしまうかもしれない。電気ケトルを使用する上でこの爆音からは逃げられない。
大量のお湯は一度に沸かせない
電気ケトルの容量は1Lなので、大量にお湯が必要な場面には弱い。
普段の一人暮らしで大量にお湯が必要になることは少ないけど、友達が家に来たりして多めのお湯が必要になったりするときには、何回かに分けてお湯を沸かすしかない。
置き場所に困る
電気ケトルの置き場所には全ての人が悩むポイントだと思う。
冷蔵庫の上に載せたり、電子レンジの上に載せたり、床に直置きしたり置き場は人それぞれだけど、電気ケトルはそこそこ大きいのでどこに置いても存在感を示し続ける。
「電気ポット」と「電気ケトル」の電気代の差
ここまで電気ケトルについて紹介してきたけど一番気になるのは電気代。
お湯を沸かせる家電という点にでは「電気ポット」と「電気ケトル」は似た機能を持っているので、ここからは電気ポットとの違いを下記する。
電気ポット | 電気ケトル | |
使用電力(湯沸かし時) | 1,250W | 1,000W |
使用電力(保温時) | 50W | 保温機能はなし |
1日あたりの電気代 | 約30~40円 | 約1円 |
1ヶ月あたりの電気代 | 約900~1,200円 | 約30円 |
お湯が沸くまでの時間 | 15分 | 1~2分 |
使用しているメーカーによって使用電力の差はあれど、電気ポットと電気ケトルの電気代の差はかなり大きい。
じゃあ「電気ポットでお湯を沸かして保温機能は使わなければいいじゃん」と思うかもしれないけど、電気ポットはお湯を沸かすまでに15分もかかる。
電気ケトルでお湯を沸かすのに1~2分ほどしかかからないことを考えると、電気ケトルの方が性能的にもランニングコスト的にも優れていると言っても過言ではない。
電気ケトルの置き場所
何気に困ってしまうのが電気ケトルの置き場所だ。
電気を使うのでコンセントの近くに電気ケトルを置くことが望ましい。
電子レンジの上
おそらく真っ先に思い浮かぶのが電子レンジの上だろう。
電子レンジを置く場所の近くにはコンセントが間違いなく設置されているし、キッチンの近くにあれば水道も近いので電気ケトルの置き場所としては最もメジャー。
しかし電子レンジの上に直接置いてしまうと、沸騰したときの熱はあまり良くないからマットや簡易的な台の上に乗せることがオススメ。
冷蔵庫・電子レンジ・電子ケトルを一箇所にまとめてしまうとコンセントが足らなくなるので、その場合は電源タップを使うようにしてほしい。
キッチンカートの上
キッチンカートは移動も便利でインスタント食品のストッカーとしても兼用できる。
一人暮らしの狭いキッチンでも細身のキッチンカートなら置くこともできるので結構便利。
ただし、わざわざキッチンカートを設置すると掃除が手間にもなるので、私のように物を増やしたくない人は大人しく電子レンジの上に置いておこう。
床に直置き
一人暮らしの最終手段。
大学時代は私も床に電気ケトルを置いていたし、類は友を呼ぶで当時の友人も床に置いている人が多かった。
冷蔵庫などの大きな家電と違って電気ケトルはコンパクトなので、床に置いていても邪魔になったらどこか違う場所に置けばいい。コンパクトな家電であるからこそできる荒業。
一人暮らしで購入するなら絶対に「電気ケトル」
一人暮らしを13年間続けてみて電気ケトルを使わなかった日は無い。
それくらい毎日の生活の中でお湯の存在は大きいから、コストも低くて利便性の高い電気ケトルは必ず買っておいたほうがいい家電だ。
もしも現時点で電気ポットを使っている人がこの記事を見てくれていたら今すぐに電気ケトルに乗り換えることをオススメする。