キャッシュレス化が進む現代。
クレジットカード決済、スマホのFeliCaやQRコード決済が一般化している。
現金を持ち歩くことが減りさらにはポイントカードもスマホで読み込んで利用できるようになったので大容量な財布は現代人には必要ない。
大きい財布はポケットの中で確かな存在感を示していて、座ったり立ったりすると邪魔。そもそも外出する時に荷物は少なくて軽い方が良いに決まっている。
コンパクトな財布は持っているだけでスマートでスタイリッシュな男性を演出できるはず。…はずなんだ!
この記事では激薄過ぎる財布Minix2.0を手にしたファーストインプレッションを紹介する。
人生初のクラウドファンディング製品でもあるから到着を心待ちにしていたのは内緒。
コンパクトな財布で持ち物が洗練される
日本人の男性で小型のカバンを使っている人は多い。
かくいう私もボディバッグを所持していて2年前までは常用していたんだけど、アメリカ人の友人から「小型カバンを持っている男なんてアメリカでは殆どいないよ!化粧品でもいれるのかい!?HAHAHA」と冗談交じりに言われたんだ。
海外の人は大げさに例えるから気にしても仕方がないけど、言われてみると確かに外出する時の荷物を厳選すれば小型カバンなんて必要無い。
荷物が入るバッグを選ぶのではなく持ち運ぶ荷物を厳選することが重要。外出時に身軽なら何をするにも気兼ねなく行動ができるようになるからだ。
軽量化できる最たるものが財布に他ならない。
どんな小さいポケットにもスッポリ収まるコンパクトな財布を選ぶことで気兼ねない楽しい外出が可能になるんだ。
現金払いは損をする
現代では現金を使うメリットは殆どない。
財布の中が重くなるだけではなくて、銀行で現金を下ろす時の手数料も無駄だし、現金を下ろすためにATMの前で並ぶ時間も無駄。
それに比べてクレジットカードやスマホの電子決済は手数料が発生することもなく時間の損失も無い。さらにはクレジットカードを使うことでカード会社の独自ポイントが付与される。カード払いで使った分だけポイントが還元されるから、ポイント分が返ってくるだけで現金払いよりもお得なのは分かってもらえるだろう。
キャッシュレス生活は楽でお得だから、まだ現金払いを日頃からしている人はちょっとずつでも現金離れをすることがオススメ。
Minix2.0は激薄の財布
Minix2.0は㈱メイクユアハピネスという会社がクラウドファンディングで販売している収納力が高いキャッシュレス用の財布。
タイトルでも書いたとおりMinix2.0はマジで激薄。
外観
その薄さは驚異の約5mm。
サガミオリジナルも驚愕するだろうその薄さ。財布とは思えないぐらいペラペラ。
さらに柔軟性も高くてすぐ曲がる。超曲がる。
そして重さは21g。メーカーが謳っている重量は約20gなので嘘偽りなし。
ちなみに単三電池の重量は約26gなので、Minix2.0は単三電池よりも軽い。ヤバすぎ。
誇大広告を暴きたい(願望)
世の中には嘘がたくさん潜んでいる。
サンタさんは実在しないし、コーラを飲んでも骨は溶けないし、ガムの飲み込んでも消化に7年もかからない。
数々の嘘を乗り越えて30歳にたどり着いた私は捻くれているから、メーカーの謳っている公称スペックが本当なのかを実際に調査する。
さあ、いってみよう!
本当に12枚もカードが入るの?
メーカー側は「カードが12枚入る」と謳っている。財布の薄さがたった5mmなのにカードが12枚入るだと!?
にわかには信じられないからカードを入れる前にカード12枚とMinix2.0を並べてみた。
実際比べてみると2倍くらい差があるから収納できるはずがない。これは勝ったな(フラグ)。誇大広告を暴いてしまった(フラグ)。
いざ鎌倉!と言わんばかりにカードを収納してみると…
ん?6枚入ったぞ。まあまあこれぐらいは余裕でしょう。
んん?10枚入った。いやいやこれでMinix2.0はいっぱいいっぱいでしょう。
しっかり12枚が収納できた。できてしまった。弾性バンドの拡張力高すぎ。
さらなる可能性を求めて無理矢理13枚目のカードをねじ込んでみると…
しっかり収納できた!やるじゃないか…!!(驚き)
ここまでくれば私はMinix2.0、お前の限界を知りたい。というわけで限界までカードをねじ込んだ結果…
18枚のカードを収納できてしまった。ごまかしを許さないために全てクレジットカードくらいの厚さのカードを使ったのにこれだけの収納力を発揮した。
弾性バンドの収納力マジでヤバすぎ。
本当に硬貨が16枚入るの?
すでにクレジットカードを18枚収納できるポテンシャルを存分に披露してくれたMinix2.0。
硬貨が16枚入ることは目に見えているけど、全てが500円硬貨だった場合でも同じことが言えるのだろうか?
500円硬貨が16枚は入るかもしれないけれど、16枚の硬貨を入れた状態で財布を逆さまにして500円玉が落ちてしまう財布が機能を果たしていると言えるだろうか?いやない(反語)。
日々のキャッシュレス生活で溜まりに溜まった小銭貯金が役に立って、500円硬貨を16枚用意したからMinix2.0にねじ込んでいく。
16枚の硬貨は問題なく収納できた。
逆さまにして硬貨が落ちたら財布として不合格の烙印を押してやる!いざ!
落ちない!すげー!!
なんとか無様な姿を晒して欲しいから+4枚の500円玉を投入する!是が非でもMinix2.0の敗北の姿が見たい。
20枚入っちゃったよ…。でも勝負はここからだ。いざ!
落ちない!しかも500円玉20枚入れても蓋ができる。
これはもう完敗です。御見逸れしました。
本当に紙幣が10枚入るの?
いや絶対に入るでしょ。
間違いなく余裕で入るから検証すらしない。してあげない。
想像以上の収納力をもつ財布
Minix2.0はキャッシュレス生活に合わせた薄い財布だから、カードを18枚入れるような人や500円硬貨を20枚入れるような人は使わない。
そんな人は長財布を使用するだろうし、そもそもキャッシュレスな生活を送るなんて夢にも思っていないはず。
圧倒的な収納力のポテンシャルを見せつけてくれたMinix2.0はキャッシュレス生活の入門用の財布としては最適かもしれない。
予想を遥かに超えた収納力だけど、オーバースペックであることで困ることなんて一つもないから無問題。
価格が安いからキャッシュレス入門用としてオススメ
キャッシュレス用で有名なのが薄い財布の定番のabrAsus(アブラサス)。しかしabrAsusは15000円と財布としてはかなり高価。
私が普段から常用している財布のSECRID(シークリッド)も8000円位でabrAsusよりは安いけど、試しに買うにしては大きい金額の買い物になってしまう。SECRID(シークリッド)について書いている記事は下記。
-
【財布】男子が喜ぶギミック付きの財布SECRID【強制キャッシュレス化】
大きい財布がポケットから飛び出しているのは見た目が良くない。 かくいう私も今までずっと、スーツのポケットから長財布が顔を覗かせていた。 長財布は大きくて重いので、軽くてコンパクトな財布がいつか欲しいと ...
続きを見る
その点でMinix2.0は約2000円とかなりリーズナブルな価格で、キャッシュレス生活が合わなくて諦めても損失は少ない。
しかも収納力が高いから小銭入れとしても使える。
これからキャッシュレス生活をしようと考えているけどできるかどうか不安な人にとってはMinix2.0は最高の選択肢になりそう。
今回はあくまでも私のファーストインプレッションだからMinix2.0を使っていくことで悪い点が見つかったり、今回気づけなかった良い点が見つかる可能性は大いにある。
現段階での私のMinix2.0はこんな感じ。このまま好印象を維持してくれることを願う。