一人暮らしをしていて最も招かれざる訪問者は「NHK受信料の集金人」。異論は認めない。
NHK集金人はしつこいし高圧的だし、まだ野良犬のほうがマシだと言えるくらい相手にするのが時間の無駄と言えるような存在だ。
NHK受信料の集金人にとって、初めて一人暮らしをする大学生・新社会人は格好の獲物。新生活が始まる4月~6月は、NHK集金人が訪問してきやすいシーズンなので特に注意が必要。
この記事ではNHK受信料の集金人が訪問してきた際の断り方・対処法について紹介する。
NHK受信料の「支払い」は義務ではない
NHK受信契約は放送法という法律によって義務化されているんだけど、放送法に違反することに対する罰則は記載されていない。
つまり、NHKと契約をしなければ受信料金を支払う必要は一切無いんだ。
要点をまとめると、
テレビなどの受信機があることをNHK側が証明できなければ、私達はNHKと契約をしなくていいので、受信料金を支払う必要が無い。
以上の結論に落ち着く。
支払い義務についてはすでにブログ記事にしているので、そちらを参考にしていただければ幸い。
-
一人暮らしでNHK受信料金の集金人に怯えなくていい理由【支払い義務はない】
一人暮らしのアパートに定期的に訪れる招かれざる客であるNHK集金人。 NHK集金人は声が大きく高圧的だったり、しつこくチャイムを押してきたりする。 初めて一人暮らしをして、NHK集金人に対応してしまっ ...
続きを見る
NHK受信料の断り方
ここから紹介する方法は、実際にNHK受信料の集金人と遭遇してしまった場合の対処法を紹介する。
基本的にNHK集金人の手口は、法律違反や条例違反がほとんどなので、そこを指摘してしまえばNHK集金人を怖がる必要は全く無い。
「テレビ(受信機)が無い」の一点張り
鉄板中の鉄板。古来より使われている最強のお断りワードだろう。
NHK受信料は、NHK放送を視聴できる映像機器を持っている人にしか支払いをさせることができない。
「そんわけないですよね?」とか高圧的に言われる場合もあるが、「家にテレビは無い」と言い張ってしまえばNHK集金人には証明することが絶対にできない。
仮に「家の中を見せてもらってもいいですか?」と聞いてきた場合は、「ダメです。不法侵入で警察を呼びます」とNHK集金人を脅せばいい。
他にも「スマホでテレビは見れますか?」とか「車にカーナビは付いていますか?」という質問をされるけど、「ありません」の一点張りでOK。
「家主じゃない」と言い張る
NHKの集金人と遭遇してしまったときに「私は家主じゃない友人なんで、分からないです。」と言ってしまう方法。
NHK集金人は、家主じゃない確認ができないので一旦は引き上げるしか無い。
大体は「また今度、来ます。」か「家主さんはいつ頃帰ってきますか?」といった返答をされて数回訪問されるかもしれないけど、何度も同じ方法を取っていると「こいつ、払う意志がないな」と判断されて2度と来なくなる。
嘘を証明できない以上、NHK集金人は帰るしか無い。本当ですか?聞かれても「本当です」と答えてしまえばOK。迷惑な集金人につく嘘に罪悪感を感じる必要はないので胸を張って嘘をついてしまおう。
「帰ってください」とゴリ押しをする
下記の記事でも紹介しているけど、放送法には罰則がないので「義務」を書かれていても無視してしまっても大丈夫。
-
一人暮らしでNHK受信料金の集金人に怯えなくていい理由【支払い義務はない】
一人暮らしのアパートに定期的に訪れる招かれざる客であるNHK集金人。 NHK集金人は声が大きく高圧的だったり、しつこくチャイムを押してきたりする。 初めて一人暮らしをして、NHK集金人に対応してしまっ ...
続きを見る
NHK集金人からは「法律違反ですよ?」「契約は義務ですよ?」と言われるかもしれないけど、罰則がないからこちらは「帰ってください」のゴリ押しでも問題は無い。
ただし、テレビが有る状態で契約を拒否をした場合、裁判で負けた判例があるのでテレビの有無については絶対に伝えないように注意してほしい。
スマホで集金人を撮影する
最近ではSNSやYou TubeにNHK集金人を撃退した動画がかなりの数アップされている。
どの動画もNHK集金人が嫌がる素振りを見せていて、多くの結末はそのまま逃げるように立ち去っていく。
そもそもNHK受信料の集金人は、法律違反スレスレで契約をさせようと我々消費者に迫ってくるので、その後ろめたさから逃げるように去っていくんだ。。
法律に反する営業
- 不退去罪 「帰ってください」と言っても帰らない
- 脅迫罪・迷惑防止条例違反 チャイムを鳴らされ続ける、ドアを強く叩かれる
- 放送法64条2項違反 「今までの未払い分を無かったことにするから契約してほしい」
NHK集金人は法律的にもグレーな方法で契約をさせようとしてくるので、撮影されて証拠が残ることは会社的にも問題になるやすい。
彼らも会社から怒られるのは嫌なはずなので、やぶ蛇になる前に退散をするというわけだ。
ちなみに撮影をしようとすると「肖像権の侵害になるので止めてください」と言われるけど、防犯目的で撮影をする分には肖像権の侵害にはならないので大丈夫。
念の為「防犯のため撮影をさせてください」と断った上で撮影を行うようにすればOK。あとは撮影をしながら「帰ってください」と言い続ければNHK集金人は帰るしか無い。
警察を呼ぶ
対応するのも怖い、顔も合わせたくないと感じるようなら警察を呼んでしまうのも1つの方法だ。
NHK受信料の集金人の中には、高圧的で強引な人もいる。だからたびたび警察を呼ばれているケースがあるらしい。
警察を呼んだところで民事不介入の案件になるので、注意喚起しか行ってくれないが抑止力としては効果的。
警察を呼ぶときは「怪しい人間が家の前をうろついていて怖い。一度見に来てほしい」と言えばOK。警察から「どちらの号室or部屋にお住まいですか?」と聞かれても「部屋の番号は伏せさせてほしい」と回答すれば他にやり取りをする必要はない。
頭がヤバい奴を装う
NHK集金人も人間なので、頭のおかしい人間の相手はしたくないはず。そこを逆手に取ってヤバい奴のフリをして接することで二度と部屋に来ないように仕向けることができる。
私は終始「え?」と言い続けることでNHK集金人を撃退した経験がある。
NHK「NHKから来た者です」
私「え?」
NHK「NHKから来た者です。受信料金の契約に伺いました」
私「え?」
NHK「いや、NHK受信料金の契約に伺いました。契約されていませんよね?」
私「え?」
ここぐらいでNHK集金人の顔色に苛立ちが見えた。
NHK「だから、NHKと契約していませんよね?法律違反になるので契約をしてください」
私「え?」
ここからは数分間、同じようなやり取りを続けた。結局NHK集金人の方が痺れをきらして語気が荒くなっていった。
NHK「契約しないと困るのはアナタですよ!」
私「え?」
NHK「…もういいです」
とにかく相手にめんどくさい相手だ、と印象を与えればNHK集金人も帰るしか無いし、「あの部屋にはヤバい奴がいる」と分かれば再訪してくることも少なくなる。
一種の度胸試しみたいなことが出来るので、営業などの交渉事を職にしている人には是非試してもらいたい。
居留守を使う
NHK受信料の集金人とのやり取りをしたくない人は、そもそも対応しなければいい。結局のところ居留守が最強の対処法だ。
カメラ付きのインターホンがあれば確認をすることで宅配便などと間違えて出ることはないけど、誤って玄関のドアを開けてしまった場合は、上記の方法で乗り切って欲しい。
NHK集金人は姑息なことに直接対面するまでNHKであることを名乗らない。「アンテナの確認に来ました」「受信設備の確認に来ました」などと言ってなんとかドアを開けさせようとする。マジで憎い。
大概の場合、居留守をしていることはバレているけどこちらの目的は「NHKを相手にしていないこと」なのでバレても全く問題はない。
NHK集金人は受信機の有無を確認しないことには裁判を起こすこともできないので、居留守がバレていてもノーリスク。安心して居留守をしてもらってOK。
絶対にしてはいけない断り方
上記でも書いたようにNHK受信料の支払いを断る方法は色々あるけど、絶対にやってはいけない断り方が1つだけある。
それはテレビ(受信機)があることを伝えてしまった上で「契約しない」「受信料金は払いません」と拒否することだ。
テレビなどの受信機があることを伝えてしまうと、放送法第64条の『契約の義務』が発生してしまう。それを断ると最悪の場合、裁判に発展することがある。NHK絡みの裁判でニュースになっているのは、ほとんどはこういったケース。
無駄なリスクを負う必要はないので、不用意な言葉は出さず「受信機はありません」とだけ伝えることを心がけよう。
テレビあることをNHK集金人に見られた場合
嘘でもいいので「テレビは壊れています」と答えよう。
故障したテレビは、放送法の契約対象にはならない。
〔解約の主な事由〕
(2)廃棄、故障などにより、受信契約の対象となる受信機がすべてなくなった場合
・受信機の撤去
・受信機の故障
・受信機の譲渡 など引用元:NHKホームページ
部屋の中に上がらなくても賃貸アパートの場合、ドアから部屋の中が見えてしまう事がある。
「テレビはない」と断ろうとしていたのに、NHK集金人にテレビが有ることを見られてしまった場合は「テレビは壊れています」や「テレビは故障しているので使えません」と答えるようにしよう。
本当に壊れているかはその場で確認することは出来ないし、そもそもNHK集金人が部屋に上がった場合、住居侵入罪で訴えることができる。
断るときは必ず強気の態度を持つ
基本的にNHK受信料の集金人は横柄は態度の人間が多い。
こちらがオドオドしていると、そこに漬け込んで「契約は義務だ」「法律違反だ」「犯罪者になるぞ」と言った脅しのような言葉で迫ってくることがある。
私達に非はないので断る際は強気で「受信機はありません」と言ってしまったも問題はない。
たまにNHK集金人は「テレビが有ることは知っていますよ!」という人もいるけど100%嘘だ。「電波から確認できます」などを言われても嘘なので相手にする必要はない。
私「じゃあ、あなたの電波を確認する機械は壊れてますね」くらい言ってやってもいいかもしれない。
NHKと契約をする必要は無いし、契約をしなければNHK受信料金を支払う義務も発生しないので、自身を持って断ってもらって問題ない。
しかし、法律や情勢の変化によりNHK受信料金や契約の内容、状況は変化する可能性がある。
契約の有無はあくまでも自己責任でお願い致します。