日本の梅雨はツライ。
湿度が高いし、気温も高くてまるで地獄のような気候だ。
部屋もジメジメするし、平日の昼間は仕事に出ているから換気もままならず、梅雨時期はいつの間にか部屋が湿気臭くなりがち。
日本の梅雨を無事に乗り切るために、部屋が湿気臭くなる原因と対策を紹介する。
臭くなる原因は「雑菌」
部屋の湿度が高い状態で空気が滞留すると「雑菌」が繁殖しやすい。
雑菌が繁殖することで独特の湿った臭いが発生するんだ
帰宅時に最も湿気臭さを感じるのは嗅覚がまだ悪臭に慣れていないから。嗅覚は五感の中でも麻痺しやすいので、部屋の湿気臭さに慣れてしまうと服や身体にも悪臭が付いてしまって、自分では気づけなくなってしまう。
部屋が湿気臭いと感じたらすぐに対策しなければ手遅れになる。
都会の賃貸は風通しが悪い
2021年5月に東京に引っ越してきたけど、都会は湿度が高くてジメジメし過ぎ。
東京へ引っ越す前の希望に満ち満ちていた事に書いた記事は下記。
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ビルみたいな高い建物が密集しすぎて、賃貸物件の風通しはすこぶる悪い。窓を開けて換気をしても雀の涙ほどの換気量しかないから、部屋の中はずっとジメジメしている。数日間も部屋を留守にするともれなくキノコが生えそうなくらいの地獄の湿気でお出迎えしてくれる。
福島県ではこんなことは無かったので、たぶん都会特有の環境なんだと思う。
部屋が湿気臭くならない為の対策
湿気臭さの原因は「雑菌の繁殖」。
つまり室内の湿度を低く保ち続ければ、雑菌が繁殖しにくいから部屋が湿気臭くなることはない。
ここからは部屋が湿気臭くならないためのポイントを紹介する。
家電をフル活用する
湿気の対策ができる家電をフル活用することで、部屋の湿気を大幅に抑制することが可能。
電気代が気になるかもしれないけど、部屋が臭くなるリスクや部屋の壁にカビが繁殖するリスクを考えたら絶対に家電をフル活用したほうが良いと分かってもらえると思う。
エアコンの除湿機能をフル活用
エアコンの除湿機能を使うと部屋の中の湿度はかなり抑えられる。
ほとんどの賃貸物件にはエアコンが標準で設置されているだろうから、梅雨のシーズンはガンガンにエアコンを有効活用しよう。もしも今住んでいる賃貸物件のエアコンが10年以上古いものであれば、管理会社に連絡することで取り替えてもらえる可能性が高い。かくいう私も賃貸物件のエアコンを交換してもらったことがあって、その時の体験を記事にしているから参考にして欲しい。
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換気扇を稼働させ続ける
浴室・トイレ・キッチンの換気扇をフル稼働することで、部屋中の湿度の上昇を抑えることができる。
換気扇を稼働させ続けると、帰宅時に感じるジメジメ感は小さくなるから効果はそれなりに期待できる。換気扇を24時間稼働させ続けるともれなく換気扇のブーンという音がする。小さい音なので気にしない人が多いけど、神経質な人の中には気になって仕方がない環境かもしれない。
扇風機を併用する
除湿を行いながら室内の空気を循環させることで、除湿効果を効率的に上昇させる事ができる。
扇風機やサーキュレーターなどの送風可能な家電をエアコンの除湿と併用すると、かなりの速さで室内の湿度を下げることができる。
除湿剤を使用する
ホームセンターやドラッグストアで売っている除湿剤を使うことも湿気対策になる。
除湿剤の吸湿量は決まっているから、タンスやクローゼットの中に入れて湿気を抑えて雑菌の繁殖を抑える用途で使用するのがオススメ。
室内干しを避ける
梅雨の時期は雨が多いから洗濯物を室内干しをしがち。だけど、ただでさえ密閉されていて湿度が高くなっている室内で、水分が死ぬほど含んだ衣服を干すなんて自殺志願者に他ならないのではない。
梅雨時期の室内干しは絶対にしてはいけない。
晴れた休みの日にベランダで服を干して、室内に洗濯物は干さないように心がけよう。
コインランドリーを使うのもアリ
室内で干すことができなければ乾燥機を使えばいいじゃない。
しかし、乾燥機付きの洗濯機は高額な家電。おいそれと購入できる価格じゃないから乾燥機能付きの洗濯機を持っていない人は、コインランドリーを活用することで洗濯物を干すという無駄な行為を省くことができる。
エタノール・次亜塩素酸ナトリウムで殺菌
湿気で雑菌が繁殖するのであれば元を絶てばいいじゃない!
布団やカーテン、カーペットなどの雑菌が好みそうな場所を、定期的にエタノールや次亜塩素酸ナトリウムで殺菌することで臭いの原因を根本から絶つことができる。
でも最近は消毒用アルコールの販売価格が上がって、気軽に購入しづらくなってしまっている。
水拭き・洗剤拭きはNG
水吹き・洗剤拭きはかえって雑菌の餌になり、カビが発生するきっかけになってしまう。
拭き取りは必ずエタノールや次亜塩素酸ナトリウムを使用し対処しよう。
カビが生えてしまった家具は処分
カビを完全に抹殺することは実質不可能。
専用のクリーニングに出して薬剤+高温で対処しないといけないので、ハンバな対応をするくらいなら思い切って家具類を捨てて買い替えてしまったほうが部屋全体の環境が良くなる。
カビの生えてしまったカーテン・マット・布団・ソファーなどはこれを機に買い替えてしまおう。
湿気対策+ディフィーザーで部屋中が良い匂い
ここまで紹介した湿気対策に加えて、部屋にディフーザーを置くことで部屋の中のいい匂いにすることに成功した。しかもたったの500円で購入できる。安すぎ。
ディフーザーはドラッグストアで購入したから、空になったらハッカ油を使用してオリジナルの簡易ディフーザーを作るつもりだ。
ハッカ油は以前、車のエンジンルームに潜んでいるネズミ対策に購入したものを使用する。
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まさかこんなところで役に立つとは思わなかった。