2021年5月1日から新しい会社に転職する。
東京本社勤務を予定しているので私は東京に引っ越すんだ。このコロナの中で。
今現在は福島県に住んでいて東京都に引越すために内見をするにも時間もお金も多くかかる。少しでも出費を抑えるために今回の賃貸アパートは一度も内見をせずに契約するに至った。
遠方地への就職だから訪問内見は非効率
現時点で福島県に在住なのに数カ月後には東京の会社に転職する。
私の転職について書いた記事はコチラ。
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賃貸アパートを見るためだけに新幹線で移動を繰り返しては、なけなしの貯金が底をついてしまう。ただでさえ賃貸アパートの契約は「敷金+礼金+仲介手数料+etc」と初期費用が多くかかるから引越しまでは少しでも出費を減らしたい。
余計なお金と時間をかけて数十分しかかからないであろう賃貸アパートの内見をするよりも、自分の希望条件を満たしているアパートを探してさっさと電話や郵送で契約してしまったほうが効率的だ。
賃貸アパートの希望条件
私は今までの人生で住んできたアパートの数は5つ。
監獄のようなボロアパート、事故物件、レオパレスなど様々なアパートに住んだ経験から私が賃貸アパートに求める条件は下記。
チェックリスト
- バストイレ別
- 木造以外の物件
- クローゼットあり
今まで住んできたアパートの中でも事故物件に住んだ事が一番突飛な体験だろう。
幽霊を信じているわけじゃないし実際に見たことがあるわけじゃないけど、実際に住んでみて数日や怖かった。
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バス・トイレ別
バスとトイレが一体のユニットバスだとシャワーの後にうんこをすると足元が濡れていて気持ちが悪い。湿気も相まって快適な環境でうんこができないのはつらい。
工夫次第ではトイレを収納として使うこともできるし、突っ張り棒を使うことで浴室を洗濯物干し場として利用することも可能。
収納が少ない賃貸アパートで少しでも空間を多く使用するためにバス・トイレ別は絶対条件。
木造以外
鉄骨でも鉄筋でもOK。
木造は音が響きやすく、隣の部屋や上の階の生活音がダダ漏れ。自分の部屋にいるときはリラックスして過ごしたいから第三者の環境音でストレスを感じることは絶対に避けたい。
前に木造アパートに住んでいたときは、夜中に隣の部屋のカップルが喧嘩をしている声が響いて全く寝ることができない日があった。隣に住んでいる人を選ぶことはできないから、どんな人間が住んでいても私の生活が害されない様に木造以外の賃貸アパートを選ぶようにしている。
エアコンの冷暖房効率も鉄筋・鉄骨の方が高いからランニングコストを抑えられる。やっぱり木造建築はクソ。
クローゼットあり
クローゼットの有無で部屋のレイアウトが全く変わる。
クローゼットがあればスーツやコートを収納できるし、使う頻度が少ないものを入れておけば居室空間がすっきりと見える。
利便性も高く、視覚的なストレスも減るからクローゼットは絶対に欲しい。
賃貸アパートの探し方
実際に賃貸アパートを自分の目で見ることができないから、全てをネットで済ませる事で福島県に居ながら東京都の賃貸アパートを契約をした。福島県から一歩も出ないのに遠方の賃貸アパートを契約できるなんて良い時代だ。
不動産総合サイトで検索
「○○駅 賃貸」でグーグル検索をすると、真っ先に不動産総合サイトがヒットする。
SUUMO・アットホーム・HOME'S・スマイティなどのサイトから、自分の条件にあった賃貸アパートを見つける事が契約までの第一歩だ。
住みたいアパートの見積り依頼
自分の条件を満たした賃貸アパートを見つけたから見積もりを管理会社に依頼した。
翌日には管理会社から見積もりがメールで送られてきたけど私の予算を若干オーバーした金額だったから、即決せずに保留にすることにした。しかしその日から「早めに契約しないと他の人が契約してしまいますよ」「新しい人から内見の依頼がありました」「まだ契約できますよ。急いだほうがいいと思います」といった、私を焦らせるための言葉の応酬が始まったんだ。
コチラとすれば予算をオーバーしているんだからまだ契約するには早いと考えて、他の賃貸アパートの検索を継続した。後日、別の不動産総合サイトで同じ賃貸アパートを検索すると全く違う管理会社の社名で掲載されていた。
1つの賃貸アパートに対して複数の管理会社。賃貸アパートの管理の仕組みを知らなかった私からすると頭の上に?がたくさん出ている状態だった。
アパート1つに複数の管理会社
どうやら賃貸アパートを管理している会社は1社だけじゃないらしい。
賃貸アパートのオーナーは複数の管理会社と契約していて、管理会社ごとに仲介手数料などの諸経費が違ってくる。
管理会社によって入居するまでの初期費用の金額が変わるから、気になった賃貸アパートを見つけたら複数の管理会社から見積もりを依頼しよう。
複数見積で初期費用を抑える
各管理会社から見積もりを取ると若干初期費用が違うことが分かる。
賃貸アパートの大家さんに支払われる金額は変わらないはずなので、差額は管理会社の懐に入る手数料分の出費だ。可能な限り無駄なお金払いたくない。
各管理会社から複数見積を取ることで管理会社に支払う無駄な手数料を抑えることができる。
値引き交渉
賃貸アパートの管理会社から見積もりが出揃ったら、比較しながらの値引き交渉をした。
天下のGoogle検索によると値引きができる項目は下記。
値引きできる可能性のある項目
- 礼金
- 仲介手数料
- 抗菌消毒費
- 火災保険料
場合によっては家賃も値引きできるらしい。希望に満ち溢れた私は意気揚々に値引き交渉を始めた。
3~4月は管理会社にとっての繁盛期
私が値引き交渉をした3月は新生活を始める人が最も多いシーズン。
大学生・新社会人・転勤・転職と様々な人が新生活に備えて、我先にと賃貸アパートの契約に走るから管理会社はわざわざ値下げをしなくても入居希望者が後をたたない。
値引き交渉をするなら賃貸アパートの閑散期である「7月~8月」「10月~11月」が狙い目らしい。
次に引っ越す際は閑散期を狙って契約しようと思う。
火災保険は日新火災に加入した
賃貸アパート契約の繁盛期に値引き交渉をした結果、火災保険のみを自己加入することで初期費用を安くすることができた。
加入した保険は「日新火災」。
日新火災の保険内容
- 借家人賠償責任 2,000万円
- 個人賠償責任 1億円
- 家財保険 100万円
- 修理費用 300万円
これだけの内容なのに年間でたった4,000円。
管理会社の紹介してきた保険会社は2年間で15,000円だから、日新火災の火災保険に加入することで保険コストを約50%カットすることができた。
日新火災の公式HPはコチラ。
条件が出揃えば契約手続き
契約する金額に満足できたので遂に賃貸アパートの契約だ。
管理会社に契約の旨を伝えてこれからのやり取りについて支持を仰いだ。
契約した流れ
- 生年月日などの必要情報を連絡して保証会社の審査
- 契約明細をもらって契約金を指定口座に支払い
- 自分で火災保険に加入し、管理会社に保険証を提出
- 郵送で送られた契約書類に記入・押印して返送
- 書類控えと賃貸アパートの鍵が返送されてきた
保証会社の審査
必要な情報を賃貸アパートの管理会社がまとめてくれて、賃貸契約に必要な保証会社の審査をした。
審査で使用した個人情報
- 名前
- 生年月日
- 現住所、居住年数、現賃料
- 携帯番号
- 緊急連絡先
- 勤務先、所在地、年収、業種、勤続年数
- 免許書の両面コピー
- 転職先の採用通知
メールで返信して2日後には審査通過の連絡があった。
殆ど居ないらしいけど、カードやローンの支払遅延や不払いがあると信用情報が足りずに審査に落ちることもあるらしい。
幸いにして私は経歴に傷がないから、これからも信用情報に傷がつかないように気をつけていきたい。
契約金の前払い
保証会社の審査に通過後は契約金の前払いをした。契約書も書いていないのに。これで本当にいいのか?と思いながらも、ここまできたらもう大丈夫だろうとあまり気にせずに指定口座に契約金を支払った。
管理会社の身元が分かっているから詐欺あう心配はしていなかったけど、今考えると危険だったかもしれない。契約金の前払いが一般的なのかは不明だ。とにかく無事だったから無問題。
契約書一式は郵送で対応してもらった
契約金を支払った後で管理会社から契約書類一式を郵送で送ってもらった。
契約書はしっかりと目を通す派。さらに落ち着いた我が家で契約書を手にしているのでそれはもう穴が空くんじゃないか、と思われるほど契約書の内容を熟読した。契約書の内容は流石の管理会社という印象で全然問題がなかったからヨシッ!
必要事項を記入・押印を済ませて必要書類と一緒に返送すれば契約完了だ。
必要書類を入れて返送
返送する契約書類の他に住民票などの必要書類が必要だった。
契約の必要書類
- 住民票
- 火災保険の保険証の写し
マイナンバーカードがあれば住民票の取得もコンビニでできる。マイナンバーカードが神と感じる日がやってくるとは夢にも思わなかった。
郵送で鍵が送られてきた
福島県から東京都へ引越しをするから管理会社が気を利かせて、契約した賃貸アパートの鍵を契約書の控えと合わせて郵送で送ってくれた。ありがてぇ。
内見無しで契約したから、入居後に部屋の状態を自己評価する用紙も送られてきた。たぶん退去時に床の傷などの責任の所在で揉めないための書類。
しっかり写真も取っておいて対応することにする。
あとは4月に引っ越すだけ
全ての契約を終えたので後は4月末に引っ越すだけ。
時間がもっとあればオンライン内見をしながら賃貸物件を探したかもしれない。今はスマホの一つで離れた場所からも賃貸アパートの内見ができる。
LINEのテレビ通話を使用して私も何件かオンライン内見をしたけど、今回契約したアパートは私の必要条件を満たしていた賃貸アパートだったので、内見をせずに早々に契約した。
賃貸アパートの契約は早いもの勝ち。良い物件はすぐに他の人に取れらてしまうから、ちょっと強引だったけど今回の判断は間違いがなかったと思っている。
まだ契約したアパートの部屋を見ていないから4月末の入居日に全てが決まる。不安よりも期待が勝っているから入居日が楽しみだ。東京に住むメリットを書いた記事がコチラ。
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