我々が生きる上で必要な食事。
日本人に生まれたからには食卓にならぶ「お米」は馴染み深いものだろう。
子供の頃にあんなにたくさん食べていたお米。美味しいお米。
そのお米を自宅で簡単に美味しく食べられるようにするために必要なのが一家に1台は用意してある炊飯器だけど、実は筆者の家には炊飯器が無い。
この記事では一人暮らしを12年経験した結果、炊飯器を捨ててしまった男が感じた「炊飯器なんていらないよね」っていう私なりの考えを書き連ねていく。
炊飯器が必要になるほど自炊にメリットはない
一人暮らしでよく論争になるのが、「自炊をしたほうがお得なのか否か」問題だ。
料理が趣味の人であればいいのだけれど、
と思っている筆者のような人間には自炊はただ面倒くさいだけの作業に過ぎない。
スーパーのお弁当や、うどんや素麺などの乾麺を茹でて食事を済ませてお腹を満たし、サプリメントでビタミンを補給して、プロテインでタンパク質を補給する。
そんな生活を送っている人間に炊飯器は不要。つまり私には不要なものだったんだ。
自炊のコストは高い
答えは否!
野菜を買うにしても一人分だと出費が割高で、まとめて買うと量が多すぎて使い切る前に野菜を腐らせてしまう(経験談)
せっかく食材を安く買ったのに余らせたり、腐らせたりしては本末転倒。食材によっては季節によって割高になりやすく、実際に自炊をしてみると思った以上にお金がかかる。
だからといってコンビニの弁当は価格が高いので買うことはオススメできないので、スーパーのお弁当や冷凍食品を使うようにしよう。
コンビニに比べてスーパーは確実に安いので、毎月の食費を抑えることができる。
私のようにお腹が空いたらプロテインを飲んで食欲を抑えると、食費も浮いて原料もできて一石二鳥。プロテインを買うならコスパ最高の「マイプロテイン」を選んでおけば間違いない。少し前に商品の中に虫が入っていた問題が報道されたけど、安さには買えられないから私は現在も大量購入している。
自炊は時間の無駄
自炊をするとフライパンなどの調理器具と盛り付けるための器や茶碗を使用するから、食べ終わった後には食器洗いという魔のイベントが待ち受けている。
炊飯器のお釜も定期的な掃除が必要だから、自炊をするということは調理する時間と後片付けをする時間を使うという私達の時間を二重に奪うことに他ならないんだ。
人間の時間は平等だから自分に使える時間は一秒でも多い方がいいに決まっている。自炊をする事で自分の時間は無意識に奪われていることに気が付かなければいけない。
料理が好きな人以外は自炊をして奪われる時間の損失・デメリットの方が大きい。
炊飯器は置き場に悩む
まだ炊飯器を使って自炊をしていた5年前。炊飯器を置くだけのためのラックを部屋に置いていた。
炊飯器の置く場所は意外と難しい。
冷蔵庫の上に置くと高すぎて使えないし、床に置くと今度は屈まないと使えない。
机程度の高さが一番使いやすいんだけど、机にいつも炊飯器が置いてあるとかなり不格好。結局置き場所に困って炊飯器を置くためだけに専用のラックをホームセンターで買って使っていた。
今考えると炊飯器の為にラックを購入するだけでも無駄な買い物なのに、ラックを置くための無駄なスペースも確保しなければいけない。
ラックの下はホコリが溜まりやすい上に掃除がしにくい。デッドスペースは限りなく少なくした方が掃除が楽になるし、床に置くものも減らしたほうが視覚的にもスッキリしていて気持ちがいい。
お米のお得な買い方は「まとめ買い」が必須
炊飯器を使用するということは、お米を買うということだ。
お米は1kg~20kgと大きさは様々。容量の大きいものになるほど安く買えるけど、小さいものほど割高な価格で買わなければいけない。
一人暮らしでは食べる量も限られるので大量に買っても消費するのに時間がかかる。
長期間保存していると虫が湧く可能性があるので、お米を買い過ぎるのは愚行。
つまり一人暮らしで大食いの人以外は、お米を安く購入することはできない。
お米を食べると太る
30歳になって痛烈に感じることなんだけどお米を食べると太る。
おいおい何を言ってるんだ、と思われるだろうけど20代の時よりも体の変化は顕著に出ていて明らかに太りやすい体質になっている。
年齢を重ねる毎に体の基礎代謝が落ちてきていて、若い時に比べると同じ生活をしていても消費カロリーは小さくなっていく。
若い時と同じような食生活を送っていると、すぐに肥満になることは目に見えているのでカロリーが高く栄養素が低い食事は可能な限り避けたほうがいい。
お米はその最たるもので高カロリーで高炭水化物。
激しい運動をする人ならばお米をたくさん食べても摂取分のカロリーを消費できるけど、社会人になると運動する機会も減るので、そうなると食事量を減らして摂取カロリーを少なくするしかない。
私は太りたくないのでお米を食べることは極力避けていくことにした。
30歳からは炭水化物を極力避けるべき
年齢を重ねるほどに身体の基礎代謝が落ちること落ちること。基礎代謝が落ちているんだから食事を見直さなければいけない。
実際に炭水化物を避けて、お腹が空いたらプロテインを飲むっていう自らの身体で人体実験を2020年1月から決行した。
結果としては大成功で半年間で20kgの減量を苦労せずに達成することができたんだ。
インスタントライスは激ウマ
それでもお米が好き!太るのは分かったけど美味しいものを食べたいんだ!という人も多いと思う。
実際にお米は美味しいし、日本人の心に刻まれた侍魂がお米を求める気持ちは理解できる。
しかし、安心して欲しい。炊飯器が無くても美味しいお米を食べることはできる。
インスタント食品の品質は日々上がっていて、例に漏れずインスタントライスは超絶美味しい。
電子レンジで2分温めるだけで、まるで炊きたてかのような美味しいお米を食べることができる。
下手に安いお米を買って炊飯器で炊くよりも、インスタントのお米を買ってレンジでチンしたほうが簡単で美味しい食事をすることができる。
食べ終わったら容器ごとゴミ箱に捨てれば食事と後片付けが一瞬で終了する。
美味しくて手間もかからないって最強すぎない?
料理が趣味でなければ炊飯器は必要ない
自炊をする機会が少ない人は思い切って炊飯器を捨ててしまってもいいと思う。実際に筆者は炊飯器を捨ててからインスタントのお米に切り替えたけど、後悔は全く無いと言っていい。
むしろ無駄なスペース、電力を使用しなくなったので生活のレベルは上がったと言えるのではないだろうか。
インスタントのお米は簡単に作れるのに美味しいし、片付けも一瞬で完了するので時間効率で考えるとコスパ最高といえる。
炊飯器を持っているけど使っていない人はすぐに中古ショップに売ってしまって、自分の部屋のデッドスペースを無くして快適な空間を創造しよう。