大きい財布がポケットから飛び出しているのは見た目が良くない。
かくいう私も今までずっと、スーツのポケットから長財布が顔を覗かせていた。
長財布は大きくて重いので、軽くてコンパクトな財布がいつか欲しいと思っていた。
なかなか私の琴線に触れる財布と出会うこと無かったが、ある日「SECRID」と運命的な出会いをした。
SECRIDに一目惚れをした私は、いつの間にかレジに持ち込んで購入していたんだ。
SECRIDはギミックが格好いい
左下のレバーを引くことで、ウォレットケースの中のカードが飛び出す。
SECRIDを使ってみて最初に思ったのは、「何これ!?カッコいい!!」という感想だった。
カードが階段状で飛び出すので、自分のよく使うカードを一番上に配置すると良さそう。
こんなにもカッコよくカードを取り出せる財布は今まで無かった。
これでレジの支払いをすることで店員さんから「スマートで素敵!」となるはずだ。
今からウキウキが止まらない。
出会いは突然、10分後には購入
私の仕事は出張が多く、1年間に100回以上の出張をする。
出張中の空き時間にふらりと立ち寄った『COLLECTORS』でSECRIDとの運命的な出会いをした。
コンパクトでスマート、しかもギミックがカッコいいなんて凄い。
男子は絶対に気に入る財布だ。
私の心は完全に鷲掴みされた。
気づいたらSECRIDを持ってレジで支払いを済ませていたが、全く後悔はしていない。
8年間使っていた長財布との別れ
出会いがあれば別れもある。
8年間お世話になってきた長財布には退任をいただくことになった。
どこのブランドかも一切分からないまま8年間も使っていた。
ドン・キホーテで2,000円位で買った財布だったと思う。
ドン・キホーテで買った財布と聞くと、「そんなの使ってるの(笑)」と言われそうだけど決して侮れない。
8年間使える耐久性、シンプル過ぎてブランドが分からないデザイン。
8年使った財布でも全然ボロボロになっていないので、頑張ればあと5年くらいは使えそう。
SECRIDは超コンパクト
SECRIDは財布としてはかなり小さい。
私が使っていた長財布と比較すると、その小ささは一目瞭然。
大きさでいうと半分以下になるので、ポケットの中に入れるとスッポリと収納できる。
更にスゴイのがSECRIDの薄さ。
小さくて、薄いのでポケットから飛び出すことは絶対にない。
カードが飛び出すから、財布を開かずに支払いができる
SECRIDのめちゃくちゃ格好いいギミックは上記で説明した通り。
財布を全く開かずにクレジットカードを取り出せるので、財布を開くという面倒な手間の一切を排除できる。
レジ前でバタバタしていると後続からのプレッシャーがスゴイから、自分受けるストレスも、他人に与えるストレスも軽減できてみんながハッピー。
レバーを引くだけでウォレットケースに入れているカードが階段状に飛び出す。とってもオシャレ。
収納力も抜群 カード+現金を余裕で携帯できる
こんなにもコンパクトなのに、カードも現金も十分に持ち運びができる。
持ち運べるもの
- カード類 1~5枚
- 紙幣 約5枚
- Suicaなどの通行系電子マネー
- 小銭
カードは一枚でもズリ落ちない
「ウォレットケースがむき出しだから、ふとした拍子にカードが落ちるんじゃないの?」
私もSECRIDの実際に見た時に不安に思ったが、使ってみると全然問題にならない。
ウォレットケースの内側が絨毯のような材質になっていてカードの滑り止めの役割を担っている。
SECRIDを振ってもカードが飛び出ることはない。
スキミング防止なので安心
ウォレットケースにはスキミング防止の機能があるので、ポケットに入れていても防犯は完璧。
予備ポケットにSuicaを入れる
ウォレットケースに収納できるカードは5枚で私にとっては十分。
しかし、スキミング防止の機能ゆえにウォレットケースにSuicaを入れていると改札機タッチでの通行ができない。
あまり出す必要のないカードは、予備ポケットに入れておくとウォレットケースを有効に使用できる。
牛革を使用しているので高級感がある
SECRIDは1万円以下で買える財布なのに、造りがしっかりとしている。
材質は財布の全体は「牛革」、ウォレットケースは「アルミニウム」で造られている。
しかも、SECRIDは全て1枚革で造られているんだ。
革を重ねて造られる合皮と違い、経年劣化で革がめくれる心配もないのは嬉しい。
小銭の収納も可能
キャッシュレス化を目論む財布ではあるけれど、小銭の収納もできる。
ポケットが2つあるので、どちらでも小銭は収納可能。
収納できる小銭は5枚くらい。
あまりにも小銭を収納できるスペースが限られているので、強制的にキャッシュレス化を推進せざるを得ない環境に自分を追い込むことができる。
筆者は、現金はできる限り使わないような生活を心がけているので無問題。
革製品は買ったらすぐにクリームを塗ると◎
革製品は買ったばかりだと固くて、乾燥しているので水にも弱い。
革用のワックスクリームを塗っておくと、格好良く長く使うことができる。
左側がワックスを塗った状態。右側がワックスを塗っていない状態。
左側のほうがツヤが出ていて、ヴィンテージ感が強くて格好いい。
こちらがワックスを塗る前の状態。
こっちが全体にワックスを塗った状態。
比較すると全然違うのが見て分かってもらえると思う。
使った革用のワックスクリームは、革靴の磨きに使っているモウブレイのシューケアセットに入っていたワックス。
靴用のワックスを持っている人がいれば、併用できるのでわざわざ買い直す必要はない。
持っていなければミンクオイルを買っておけば間違いない。
SECRIDはデザインが豊富
筆者は今回ビンテージグレーブラックを買った。
SECRIDのデザインは豊富で10や20種類ではきかないくらいのラインナップを取り揃えている。
ライフスタイルによっては、ウォレットケースに入れられるカードが5枚では少ないと感じる人もいるだろう。
カードを多く入れたい人は「ツインウォレット」を選んでおくと良い。
ツインウォレットであれば、カード類が10枚携帯できる。
キャッシュレスの時代に合った財布
キャッシュレス化が進んでいる現代、現金を使う機会はどんどん少なくなっている。
SECRIDには小銭入れのスペースがあるが、たくさん小銭を入れることはできない。
この財布を使うことで、自然と小銭を財布に入れることを控えるようになるので、否が応でも現金離れをすることができる。
買って1週間経ったけど大満足。