ネックスピーカーは肩にのせるだけで音楽を楽しむことができる携帯用スピーカー。
イヤホンやヘッドホンは耳を塞いで蒸れてしまうが、ネックスピーカーであれば耳穴を塞がないので快適に音楽を楽しむことができるはずなんだ。
快適な一人暮らしには音楽が必要不可欠だから、より生活の質を挙げるために人生で初めてのネックスピーカーを使用した。
今回は日本が誇る大企業SONYから発売されているネックスピーカー「SRS-WS1」を使用した感想を記事にする。
SRS-WS1はテレビ視聴に特化したネックスピーカー
SRS-WS1を使用して感じたことは、公式ホームページでも記載のあるように室内でのテレビ視聴に特化したネックスピーカーだということだった。
Bluetoothは非対応なので専用の送信機をテレビやオーディオに接続してネックスピーカーから音を鳴らす方式だ。
音楽を楽しむ用途でSRS-WS1を使用を検討していたからちょっぴり悲しい。
音声が聞き取りやすい
SRS-WS1はテレビ視聴に特化したネックスピーカーということで、音声が聞き取りやすい。
BGMの高音と低音もしっかりと表現しながら、メインである音声をハッキリと主張させるバランスは流石のSONY製品。
耳が疲れにくい
イヤホンやヘッドホンと違ってネックスピーカーは耳を塞がないので、長時間使用しても疲れを感じにくい。
長時間使用する用途であれば、ネックスピーカーは十分に活躍できるだろう。
SRS-WS1【ネックスピーカー】
SRS-WS1はSONYから発売されているウェアラブルネックスピーカー。
公式で紹介されている特徴は、
肩にのせるだけで音に包まれるウェアラブルネックスピーカー
映画のワンシーンやライブ会場にいるような臨場感
映像の中に入り込んだような迫力
このように紹介されているということで、SRS-WS1はテレビ視聴に特化したネックスピーカーとして発売されているんだ。
スペック
製品仕様【スピーカー部】 | |
型式 | アンプ内蔵スピーカーシステム |
実用最大出力 | 1W + 1W |
スピーカーユニット | Φ30mm x 2 |
入力端子 | ステレオミニジャック |
電源 | リチウムイオンバッテリー |
連続使用時間 | 約7時間 |
充電池充電時間 | 約3時間 |
使用温度範囲 | 0℃-40℃ |
最大外形寸法 (幅 x 高さ x 奥行) | 約210mm x 75mm x 205mm |
質量 | 約335g |
バッテリー質量 | 約22g |
付属品 | 送信機(1)、充電台(1)、ACアダプター(2)、マイクロUSBケーブル(2)、音声ケーブル(1)、光デジタルケーブル(1)、専用オーディオケーブル(1) |
製品仕様【送信機】 | |
送信周波数帯 | 2.4Ghz帯 |
到達距離 | 約30m(直進見通し、スピーカー1台接続)/約10m(直進見通し、スピーカー2台接続) |
入力端子 | ステレオミニジャック x 1 光デジタル音声入力端子(角型)(fs=48kHzのPCMに限る)x 1 |
電源 | AC電源 |
最大外形寸法 (幅 x 高さ x 奥行) | 約76mm x 17mm x 45mm |
質量 | 約30g |
製品仕様【充電器】 | |
電源 | AC電源 |
最大外形寸法 (幅 x 高さ x 奥行) | 約76mm x 17mm x 45mm |
質量 | 約70g |
接続方法
SRS-WS1の接続には、専用送信機をテレビ・オーディオに有線接続する必要がある。
ネックスピーカー単独でのBluetooth接続はできないから注意が必要だ。
専用送信機の接続が必須
SRS-WS1にはBluetoothは搭載されていない。
テレビやオーディオに専用送信機を接続して、電波を飛ばすことでネックスピーカーから音が出る仕組み。
テレビなどの家に固定する家電であれば、専用送信機を据え置いても邪魔にはならない。
でも、専用送信機が常時光り続ける。スタンバイ中は赤色に、使用中は緑色に光っているから視覚的に煩さは感じてしまう。
私はマスキングテープでランプを塞いで使用している。
装着感は良好
SRS-WS1は首裏から肩にかけてぶら下げることで使用する。
緩いアーチ形状になっており、肩のラインに沿って装着するので安定感や装着感は抜群。
1~2時間なら余裕で使い続けることができるので、映画一本くらいなら難なくSRS-WS1で楽しめる。
肩にかけるだけなので飲み物を取ってきたり、トイレに行く時にネックスピーカーを取り外す必要はない。
肩に感じる確かな存在感
SRS-WS1の重量は約335gで、イヤホンやヘッドホンに比べると重い。
公式ページに記載してある「人間工学に基づく心地よい装着感」とあるように、確かに装着してみると感じる重さはそこまで大きいものではない。
しかしお世辞にも羽のように軽いとは言えず、肩にはSRS-WS1の重さが確かに感じられる。
高品質、だけど価格が高い
流石は日本が誇る家電メーカーSONYの販売しているネックスピーカーということで品質に不満は全く無い。
が、ネックスピーカーに定価24,880円(税別)はいくらなんでも価格が高過ぎるのではないだろうか?
半額の12,000円くらいであれば購入も検討してもいいかもしれないが、ネックスピーカーに2万円以上の金額を出す決断をすることは私には難しい。
ネックスピーカーは面白い商品
実際使ってみてネックスピーカーはとても面白い商品だと感じた。
イヤホン・ヘッドホンよりも優れている点
- 耳が蒸れない
- 疲れにくい
- 環境音が聞き取りやすい
- 音量操作がワンタッチ
首にかけることで使用するのでイヤホンやヘッドホンとの差別化、長時間使用をしても疲れにくい形状など、価格さえもう少し安ければもっと流行る商品になったと思う。
本当に価格だけなのでSONYさん頑張って安くしてください。
モノカリ!で2週間借りた
一度も使用したことがないネックスピーカーに2万円以上のお金を使う勇気が私には無かった。
そこでガジェットのレンタルサービスの『モノカリ!』を使用して、2週間レンタルした。レンタル価格は約2,500円。これで2週間もお試しで使用ができるのだからガジェット好きにとっては良サービスだろう。
モノカリを使用する検討をした記事が下記。
-
【モノカリ!】最新ガジェットをレンタルできる格安サービス【サービス利用の検討】
「モノカリ!」は最新のガジェットを全国どこにいてもレンタルできるサービス。 最新ガジェットはどれも高額で私のような一般サラリーマンの給料では、ポンポンと買い替えたりすることが出来ない。 高額な商品だか ...
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近々、モノカリ!を実際に使用してみた体験談を記事にするので是非そちらも見ていただければ幸い。
事前の下調べが足りなかった(戒め)
SRS-WS1はSONY公式ホームページの説明の中で、テレビやゲームでの視聴を全面に押し出している。
私が事前に調べておけば、Bluetoothに対応していないことも分かっていたはずなんだ。
現代社会に置いて「調べない」「知らない」ことは己に損失を与える行為に他ならない。
購入やレンタルするときは、入念に下調べをして決断をする必要がある。その点で今回使用したネックスピーカーSRS-WS1はモノカリ!でレンタルしたから損失としてはとても小さいものだった。
ネックスピーカー自体は面白いガジェットだから、使ったことがない人は一度は使ってみてほしい。