解決できる悩み
- USBメモリを無くしてしまう
- 家電量販店のセールで毎回USBメモリを購入してしまう
- USBメモリは家出してしまい帰ってきません
- USBメモリ?なにそれ?美味しいの?
パソコンのデータを持ち運びできるUSBメモリ。
USBメモリはコンパクトで持ち運びが簡単というメリットがある反面、コンパクトで小さいが故に無くしやすい。
私はUSBメモリを使っていない。
USBを持たない理由は、Androidスマホを外部ストレージ化することでUSBメモリの役割を代替できるからなんだ。
知っていると地味に便利な機能だから、今回はAndroidスマホを外部ストレージ化する方法を紹介する。
現代人にデータの持ち運びは必須
現代は何をするにもデータ、データ、データとデジタル情報が世の中にあふれていて、アナログ情報はどんどん淘汰されていく傾向が凄まじい。
私は営業職だからお客さんと商談をするんだけど、「この商品の資料をデータで送ってください」とか「こちらの調査書類を記入してPDFファイルで○月○日までください」とか、とにかくデータでのやり取りが多い。
初対面の時に会社のパンフレットは渡すけど、2回目以降はメールやチャットなどでデータ媒体でのやり取りがほとんど。
データの持ち運びは現代人には必須なんだ。
私がUSBメモリを使わない理由
パソコンのデータを持ち運ぶ方法の代名詞といえば「USBメモリ」。
たぶんパソコンを持っている人のほとんどが持っていて、普段データの持ち運びをしない人も家電量販店で置いてある在庫処分のワゴンの中に入っているUSBメモリを買ってしまった人もいるのではないだろうか?
大学生の私は「安いじゃん、儲け!」と思って家電量販店に行くたびにUSBメモリを買っていた。
結局買って満足してケースから出すこともなく押入れの肥やしになってしまっていた。
引っ越しのたびに捨てていたから、あの頃の自分に「その買い物は完全に無駄やで。そのお金は別のことに使ったほうが良いで」と伝えてあげたい。
USBメモリは無くしやすい
USBメモリってすぐ無くなるよね?
現代ではあらゆる情報がデータ化されていて、パソコンを持っていない人を探す方が難しい。
私自身、仕事でもプライベートでもパソコンで作成したデータの持ち運びをすることは多くて、常に外部ストレージの「USBメモリ」をバッグに携帯していた。
USBメモリはコンパクトなものが多い。小さいものだと親指の爪くらいの大きさでカバンなポケットに入れても全く邪魔にならない。
しかしUSBメモリはサイズが小さすぎるが故に行方不明になりがち。
私も今まで何個のUSBメモリを無くしたか分からないほど、行方不明者を量産している。
バッグに入れたのか?机の引き出しに入れたのか?それともポケットに入れっぱなしで選択してしまったのか?
全ての真相は闇の中だけど、私がUSBメモリを何個も無くしてしまった事実は変わらない。
USBメモリの持ち運びは荷物が増える
UCBメモリは携帯性に特化したガジェット。
昔は人差し指くらいの長さがあったのに、今は親指の爪サイズのコンパクトなサイズも販売されていて時代の流れと技術の進歩を感じる。
小さいものはポケットに簡単に収まるし、鍵やスマホのアクセサリーとして使えるUSBメモリもあるけど、携帯する荷物が増えていることに変わりはない。
しかも、USBメモリはコンパクトさが故にふとした時に無くしやすい。どこに置いたかも分からなくなってしまうことがしばしば(当社比)。
無くしたUSBメモリに大切なデータが入っていたら目も当てられない。
だけど、USBメモリは2020年の現在では全く必要ないデバイスと化してしまったんだ。
私はいつも肌身離さず持ち運んでいるAndroidスマホを外部ストレージとして使っている。
外部ストレージを使うメリット
前項では私がUSBメモリを使用しない理由を紹介したけど、ここからは外部ストレージを使うメリットを説明する。
パソコンにデータを入れっぱなしにしたり、クラウドを使うことで
パソコンにデータを入れると動作が遅くなる
パソコンにデータを保存する内部ストレージにデータを入れ過ぎるとパソコンの動きが遅くなる。
パソコンの動作が遅くてイライラした経験は誰にだってあるはず。
かくいう私も会社支給のノートパソコンの動作が遅すぎて自腹でメモリを増設したくらい、パソコンの軽い作業環境は価値があると思っている。
データを持ち運ぶために快適な作業環境を手放すかはトレードオフだけど、ゴリブロ的には作業環境を悪くすることはあまり推奨しない。
パソコンの動作環境の品質を落とさないためにも頻繁に使わないデータは絶対に外部ストレージに入れておくこと。
通信料金がかからない
「Googleドライブ」や「iCloud(アイクラウド)」といったクラウドストレージはパソコンのストレージを使わないから便利で使っている人は多いだろう。
ネット環境があればどこでもデータを引き出せるクラウドストレージはメリットが多いけど、スマホのテザリングで通信をするとデータ通信料金が大変なことになる。
外でのネット通信は「モバイルWi-Fi」か「スマホのテザリング」を使用する人が多いと思うけど、クラウドストレージから大きいデータをダウンロードすると着々とデータ通信制限の魔の手が迫ってくること請け合い。
Wi-Fi環境下で使用すれば問題ないけど、いざデータが必要になる場面に限ってコンビニやカフェもない場面が多い(東北民の感想)。
パソコンが無くてもデータを使用できる
データをパソコンに入れていたりクラウド上に保存していても、パソコンが動かなくなったら為す術もない。
外部ストレージにデータを入れておけば、仮にパソコンが壊れてしまっても別の端末があれば簡単にデータを移動することができる。
PDFやWordファイルならコンビニのコピー機で印刷もできるのでアナログな対応も可能。
転ばぬ先の杖じゃないけど、外部ストレージはビジネス上の保険にはもってこい。
Androidスマホを外部ストレージ化する方法
持ち物は増やさないに限る。
USBメモリはコンパクトで持ち運びも簡単だけど、忘れるリスクや無駄な荷物が増えてしまうことがデメリット。
USBメモリのデメリットを無くしたデータの持ち運び方こそが「スマホの外部ストレージ化」だ。
Androidスマホを外部ストレージ化する方法は簡単。
パソコンとAndroidスマホをケーブルで接続するだけ。
外部ストレージ化する方法
- パソコンとスマホをケーブルで接続する
- パソコンのメニューから「PC」→「デバイスとドライブ」を選択
- スマホのロックを解除
- 「デバイスとドライブ」にスマホが表示される
- 表示されたスマホのアイコンをクリック
- データ保存用のファイルを作成
- 外部ストレージ化の完了
1.パソコンとスマホをケーブルで接続する
2.パソコンのメニューから「PC」→「デバイスとドライブ」を選択
3.スマホのロックを解除
4.「デバイスとドライブ」にスマホが表示される
5.表示されたスマホのアイコンをクリック
6.データ保存用のファイルを作成
7.外部ストレージ化の完了
Androidスマホに限った利用方法にはなるが、パソコンに接続してデータをスマホに転送することで簡単に外部ストレージ化することができる。
ファイル名を分かりやすく作っておけば、いつどこで見てもデータの保存場所を忘れない。
スマホのセキュリティ性は高い
USBメモリに比べるとスマホのセキュリティは超絶安心。
スマホのロックを解除するには「パスワード」「パターン」「指紋認証」「顔認証」が必要で、仮にスマホの中に大切なデータが有ってもセキュリティを解除しなければデータの閲覧ができない。
USBメモリはパソコンに挿せば誰でもデータが閲覧できる事と比べると、スマホのセキュリティは難攻不落の要塞みたいに感じる。
大切なデータこそスマホに入れておくことで安心感が増し増し。
iPhoneは不可
回紹介したスマホの外部ストレージ化はアンドロイドスマホに限った方法。
残念ながらiPhoneは外部ストレージ化できないんだ。
iPhoneを販売しているAppleは自社端末に対してのデータのコピーや追加を決して許さない会社で、iPhoneにDocomoの羊が出てくるようなキャリア専用のアプリが入っていないことも企業の特徴の一つ。
うちの商品に他社が介入するな!というAppleからのメッセージなんだろうけど、ユーザーとしてデータの持ち運びくらいは許す柔軟性がAppleには欲しかった。
Appleくらいの巨大企業のマーケティング部門がこんなことを見過ごしているわけがないから、色々と天秤にかけて搭載しないようにしているんだろう。
私はiPhoneユーザーじゃないから関係ないけど(キリッ)。
データはスマホで持ち運ぶ時代
スマホはいつでもどこでも持ち運ぶ万能デバイス。
会社に行くにも、コンビニに行くにもどこにでも持ち運んでいるのは私だけじゃない。でもUSBメモリをいつでも持ち運んでいる人は殆どいないはず。
コンパクトなサイズのUSBメモリは持ち運びするのに苦は感じないけど、持ち運びする価値があるか?と答えは否!
Androidスマホを持っている人は今すぐにUSBメモリを捨てて、データの持ち運びはスマホに一本化しよう。
そしてiPhoneを使っている人はこれを機に、Androidスマホに乗り換えを検討してみてはいかがだろうか?
Androidスマホは良いぞぉ。